Yosuke Nakamura

オーストラリアンスタイルのコーヒースタンド、N t S coffee Tokyoオーナ…

Yosuke Nakamura

オーストラリアンスタイルのコーヒースタンド、N t S coffee Tokyoオーナー。 現在はN t S coffeeのオーナーでありながらも住まいはシドニーをベースとし、様々な『モノゴト』を発信し続けている。

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シドニー在住 東京のコーヒー屋オーナー

現在はオーストラリア、シドニー在住でありながら東京の南麻布にある『N t S coffee Tokyo』のオーナー。 ===================================== 初めてオーストラリアに訪れたのは2008年のリーマンショックの最中。 当時の自分はオーストラリアに永住という目的も全くなく、渡豪の目的はただただ『語学習得』という事が一番の目的であった。 オーストラリアに渡る前は2003年からアパレル運営会社に所属しており、東京を中心としながら

    • 僕が住む街 シドニー

      僕が現在住んでいるオーストラリア、シドニーは日本と真逆で現在の季節は冬。 街の中心地は海がとても近く、日本のように地震や台風などの天災が少ない為、水辺は人々のライフスタイルに合わせた、街と海が融合したとても良い街作りになっている。 街には緑も多く、自然がとても豊かである。 この綺麗な海と緑と街が融合された港町に魅了された海外移住者はとても多く、僕もその一人 だ。 オーストラリアの人々は外での楽しみ方、自然の使い方を知っている。 海沿いの公園には朝からエクササイズやヨガを楽し

      • 海外に住んでいると

        海外に住んでいると自分の国である日本を俯瞰的に見る事ができる。 僕が現在、多拠点の場をオーストラリアに置いている一つの理由である。 何事も俯瞰的に物事を見ていると良い部分も悪い部分も見えてくる。特にオーストラリアは物価が高いために日本の物価はものすごく安く感じる。これは良い事であり、悪い事でもある。リテール業、飲食業であれば、物の価格が安いために賃金の底上げが難しいのも現在の日本の課題である。 そして日本のコンビニエンスストアの存在もこれにつながってくる。 コンビニエンス

        • 冬 寒波 規制緩和 シドニーの今

          南半球のオーストラリアは冬を迎え、5月頭の寒波に続き、ここ数日も寒波で雨風が続き、寒い日々が続いている。 オーストラリアはコロナに対しての規制緩和が先週から始まり、カフェ、レストランもテイクアウトのみの営業からソーシャルディスタンスのテーブル配置と人数制限が条件の上で店内飲食も可能となった。 アパレルなどの小売店舗も人数制限をしており、昨日、シドニーの中心地へ足を運ぶと、有名店舗は列を成しており、ユニクロでは人数制限と熱チェックを行なっていた事からかなりの大行列であった。

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        シドニー在住 東京のコーヒー屋オーナー

          動き始めた世界

          外に出れずに自宅にいる時間が長くなれば、自宅を快適にしたり、自宅の環境を良くしようするはずだ。こんな時は思い切って引っ越しでもしてみようと考えている。 引っ越しを考えた理由はいくつかある。 コロナの影響でシドニーの不動産マーケットが値下がりし始めているのだ。 その理由は ・コロナの影響で職を失った人が多い中でほとんどの人が引っ越しが出来る状況ではない。 ・海外からの旅行者がオーストラリアへ来れない事で今までAirbnbなどの民泊で貸し出していた部屋の借り手がいない。 ・ワー

          動き始めた世界

          人生のバロメーター

          『どの人の人生にも必ず人生のバロメーターというのがあってが良い時(年)と悪い時(年)があるんだよ。』 二十歳くらいの時だったか、とあるとんでもない占い師から言われた言葉である。 その占い師は本当にとんでもない人で絶対に知るはずもない僕の家族構成から実家の間取りなど様々な事を次々と言い当て、当時の悩みから今後の人生のアドバイスをいくつもくれた。アドバイスの中には『今後の人生で気をつけたほうがよい事』も。 毎年新年を迎えると『その年の抱負』を述べる人は多い。具体的な目標を抱負

          人生のバロメーター

          アイソレーションした世界

          外に出て動く事が好きな人間もいれば、家の中で一日中過ごしても苦にならない人間もいる。 僕は1日たりとも家に篭る事が出来ない。 LCCの参入が加速し、移動時代を迎えたはずが今は国々のボーダーを超える事を禁止されてしまった。それ以前にオーストラリアで言えば州、日本で言えば県を跨ぐ事さえも禁止されている。 これから国々の鎖国は感染者数の少ない国々を対象に少しずつ解除されていく事になる。 14日間のアイソレーションはしばらくの間は続くため、海外旅行はこのアイソレーションがなくなる

          アイソレーションした世界

          均等な世界か不平等な世界か

          今朝とシドニーの自宅で2本並んだオーストラリアのビール瓶を見た時、ある事に気がついた。 何とビールの量が違うのだ。1本は上部のラベルの半分くらいまで、もう1本はラベルのした部分までしか入っていない。通常は均等に入っている事が当たり前でこの不平等な形はとても珍しい。 そんな不平等な2本のビールを見ながらある事を考えた。 現在世界各地でウイルスが猛威を奮っている中で、すでに規制緩和に動き出し、新たに動き出している国がいくつかある。自分が住んでいるオーストラリアもその一つであり、

          均等な世界か不平等な世界か

          1年半ぶりの冬到来

          シドニーは徐々に冬の気配。シドニーのあるNSW州の山の方は昨日雪が降ったようだ。 そんな中でも半袖一枚、中には上半身裸でランニングするオーストラリア人もいる。 南半球にあるオーストラリアは日本との季節が真逆で、これから冬を迎える。 昨年の10月、日本の冬を越さないまま、秋の日本からに夏に向かうシドニーへ戻ってきた。そのため、1年半ぶりの冬を迎える。 そんな冬を迎えるオーストラリアの各州ではすでにコロナに対する規制緩和『ニューノーマルへのロードマップ』の発表が政府からアップデ

          1年半ぶりの冬到来

          故きを温ねて新しきを知る

          「故きを温ねて新しきを知る」 その昔、ある映画で使われたこのセリフは10代の僕の心に突き刺さり、すぐにメモしたことを今でも覚えている。この言葉は今でもとても大切にしている言葉である。 ”温故知新” 今日まで『温故知新』の概念からたくさんの新しいモノが生まれてきた。音楽、ファッション、映画等、数多くのコンテンツは古き良きものを様々な形でアップデートさせ、そこから生まれたものが『最新の〜〜』として世に送り出されてきた。 育ってきた環境の中で見てきたモノや聞いてきたモノ、味わっ

          故きを温ねて新しきを知る

          ハイブリットな街の中で未来をみる

          ここ数年はものすごく気候変動を感じるようになった。 2008年にシドニーで住んでいた時よりも湿気を感じるようになったし、2018年の夏にはシドニーで気温50度越えを記録した。昨年の夏にはゴルフボールサイズの雹がサーフィン最中に降ってきて、浜辺で死ぬ思いをしたのもいまだに忘れられない。 昨年末から今年にかけては気候変動によるものなのか分からないが、オーストラリア史上初の未曾有の災害とも言われた山火事があり、甚大な被害をもたらしたのも記憶に新しい。 この気候変動が現在のウイルスに

          ハイブリットな街の中で未来をみる

          本当の意味でのオフラインビジネス

          これからオンラインの需要が高まることは言うまでもない。 現在のzoom需要然り、様々な新しいオンラインのモノが生まれて完全にデジタルシフトしていく。 現状がしばらく続くことを想定すれば、ソーシャルディスタンスは続き、従来の人が集まる場所の定義は皆無になり、それに伴い人達は人混みを避けるようになる。それは同時に人が都会を避けていく事も意味するのではないか? 会社にわざわざ行かずともオフィスを必要としないテレワークや人混みを避けるソーシャルディスタンスを前提とした社会になりゆく中

          本当の意味でのオフラインビジネス

          ONEWAY -変化そして進化の時-

          進んだ時間は戻らない。だから僕らは未来を見据えて、進化していかなければならない。 =============================== 今回のコロナショックが今までの経済における様々なショックとは別次元なのは言うまでもない。よく皆が口にする収束、終息には相当の長い時間を要するもので、例えば緊急事態宣言を終えたら終息という事は間違いなくない。ウイルスを撃退する活路を見出せても、経済に与えたダメージは大きなもので回復には相当な時間を要する。これが今よく言われている『

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