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教員歴15年/研究主任7年/教務主任1年/FP2級 未来を創る教員生活をポジティブに楽しみましょう! 🔰経験年数3年以内の方 ⏲時間外勤務過多の方 💰仕事も私生活もエンジョイしたい方へ 様々な考え方やノウハウをお伝えします。教員そして全ての働く人がハッピーになりますように!

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定時退勤で結果を残すには○○を活用する

 わが子が通う保育園の先生が「学校の先生が1番早くお子さんを預けにきて、1番最後に迎えに来る」と言っていました。なるほどと思わず笑ってしまいました。  働き方改革が叫ばれる今、「定時退勤」が合言葉のような、はたまた目指すべきゴールのように語られることが多いように感じます。仕事も家庭も充実した生活を送ることができるようにすることが大切だという考えが広まっているように思われます。とても大事なことだと思います。  しかし、定時退勤が「仕事をテキトーに済ませること」という間違った受け

    • 同僚の笑顔のために!教務主任5月のリフレクション

       今回は仕事術というより日記に近いです。リフレクションです。 はじめに  これまで14年間、学級担任として好きなことを存分にやらせてもらってきました。今年から教務主任となりました。これからは、自分がしてもらったように、同僚がやりがいを感じ、働きやすくなるよう、陰ながら支えていきたいと思いました。 5月のリフレクション  さて、5月を振り返ります。  とは言いつつ、前半は教育委員会向けの文書作成に追われていました。  中旬以降、自分なりに「同僚・子どものた

      • 効果的な指導には「承認」が1番

        今日の要点 ・承認で大人も子どもも引き寄せよう ・承認とは日常のコミュニケーション ・承認は「量」が大事   はじめに 「俺の言ったこと伝わってないかも?」 「何度言っても同じミスばかりして…。」 後輩や子どもたちに対して、こんな気持ちになったことはありませんか? 自分の言葉や思いが相手に届いていない。そのように感じたとき、あなたはどうしていますか? 同じことをもう1度言う。 言い方を少し変えて言う。 別の人に言ってもらう。 どれ

        • ラクをしたければ学級経営に力を入れよう

          今日の要点 ・学級経営で子どもの自主性、学力を伸ばすことができる ・学級経営は教師をラクにする ・学級経営では、「聞く」学級、「時計で動く」学級、「仕事が可視化されている」学級を目指そう ・1学期は種まき、2,3学期の収穫を目指そう  学級担任は大変な役割です。14年間、学級担任をし続け、15年目で初めて担任以外のポジションについてよく分かりました。  ところで、こんな状況になったことはありませんか。 ・声を枯らしながら、必死に子どもたちに指示を出す ・同じ質問を

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          大リーガー大谷翔平のエピソードから自己投資と時間外勤務について考えた

          今日の要点 ・自己投資と思える仕事とそうでない仕事を分けて考えよう ・自己投資と思える仕事に没頭できる時間を確保しよう   いつの記事だったでしょうか。  大谷翔平選手が帰国していたとき、高校時代のチームメートと食事の約束をしていたそうです。その日、食事の前に何かしらの撮影の仕事が入っており、その撮影の時間が押してしまいました。そこで大谷翔平選手がとった行動に驚かされました。何と、練習時間を確保するために、久しぶりに会う友達との食事をキャンセルしたのです。  また、次は

          大リーガー大谷翔平のエピソードから自己投資と時間外勤務について考えた

          授業論の先にあるもの。「問う」ことで思考力は高まる2

           前回の続きです。  私は石田勝紀さんの『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」になる10のマジックワード』という本に出会いました。たくさんの本と出会った中でも、すごく学びの多かった本です。  授業だけで学ぶ子は、授業以外からも学んでいる子にはかなわないだろうということが書かれていて、共感しました。 地頭の違いってあるよなあと。  では、今回も私なりに要約しながら、授業での使い方を提案したいと思います。  今回は、石田さんのいう2つのマ

          授業論の先にあるもの。「問う」ことで思考力は高まる2

          授業論の先にあるもの。「問う」ことで思考力は高まる1

           突然ですが、私は教員として、学校に来てくれている子どもたちみんなに、一定以上の学力をつけてあげたいと思っています。  そして、それが私たちの責任であるとも思っています。  私は子どもたちが勉強から心が離れてしまう原因の一つに「勉強が分からない。」ということがあると思っています。   その証拠に、「ある程度勉強が分かる。」という人は、勉強から離脱しないで済むのではないでしょうか。  言うまでもなく、学校生活の大半は授業です。その授業が「勉強が分からない」という理由でつ

          授業論の先にあるもの。「問う」ことで思考力は高まる1

          あなたのキャッチフレーズは?自分のブランドを高めよう

           今日は仕事術ではなく、仕事に対する考え方をご紹介します。  仕事を自分の成長の手段として考えると、ただこなすよりも楽しいし、充実感も大きくなるでしょう。そういった視点から書きたいと思います。  突然ですが、あなたが職場でどのように見られているかについて、キャッチフレーズをつけるとしたらどんなものが浮かびますか?  「仕事が丁寧」  「仕事が早い」  「アイデアマン」  「整理整頓」 などなど、いろいろなものが浮かぶかもしれません。    自分のブランドを

          あなたのキャッチフレーズは?自分のブランドを高めよう

          多忙「感」とさようならできる人できない人

          多忙と多忙感は似て非なるものだと思います。  ここでは、多忙とは仕事の量が多かったり、仕事しなければならない時間が長かったりするなど、物理的に制約されるものだと捉えます。  したがって、個人の努力だけでは忙しさを減らしにくいものです。上司に命じられればそれに応じなければならず、自分自身でコントロールがしにくいものです。    一方で、多忙「感」とは、自分が多忙に感じているということであり、物理的に制約されている状態とは限らないということだと捉えます。  仕事の量や時間など

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          仕事をすぐやらないのがもったいない3つの理由

           教務主任として、職員のスケジュールや締め切りなどを管理する立場にあります。その中で、職員が2つのタイプに分けられることに気づきました。  1つは、締め切りまでの日数に関係なく、仕事を振られたらその日のうちに終わらせるタイプ。もう1つは、締め切りの1,2日前に終わらせるタイプです。(締め切りに間に合わない人がいない点はすごく助かっています。)感覚的なことになりますが、どちらかと言うと、前者の方がいきいきと何があっても動じることなく淡々と仕事をこなすことができている気がします

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          連休明けにやる気スイッチを入れる方法

           ずっと楽しみにしていた大型連休が今日で終わりです。夕方のニュースでは、駅で帰省客にインタビューをしている映像が流れていました。「行きたくないですね。」というサラリーマン風の男性。「学校休みたい!」と答える小学生。老若男女、楽しみが終わり、日常の生活に戻るのはつらいことです・・・。  この文章は、教員に限らず、明日のことを考えると憂鬱な気持ちになる全ての人へ送ります。一つの考え方としてお読みください。 今日の要点 ・劇的にやる気を出させるスイッチはないそれでよい。 ・

          大切なのは指導方法ではなく結果

          指導方法に正解はない!?  いきなりですが、私が学校の先生をしていて、最も難しいと感じているのはあらゆる教育方法の中で「正しい方法」「一番よい方法」がはっきりしていないということです。書店に行くとよく分かりますが、教育関連の書籍が山ほど、しかも次々に新しいものが販売されています。私自身も大量に購入し、平日休日問わず勉強しては学校で実践していたことがありました。  ベストではなくベターなものを探し求めながら進んでいく時代なので、正解がはっきりしていないというのは、どの業界

          気楽に教師を続ける考え方

          慣れるまでは不安になるのが当たり前  若手教員のみなさん、4月が終わりました。  謎の不安感があったことでしょう。そして、ここから11か月もあるのか・・・、またはここから33年も続けるのか・・・、と絶望的な気持ちになった人もいるかもしれません。  気楽にいきましょう。  仕事、環境に慣れるまでは絶対に不安や不快な感情がわいてきます。私は15年目ですが、私も4月は不安なまま過ごしました。そういうものだと割り切りましょう。  一方で、慣れていないがゆえの不安感なのか、キャパ