複業のメリットを考える

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近年「副業」ブームが起きていますが、個人的に「複業」もありだなと考えるようになりました。

今回は、複業のメリットについてまとめました。

✅1．副業と複業の違い

まず、簡単に複業について説明します。
「副業」と同じ読み方をしますが、こんな違いがあります。

・副業：本業＝メイン、副業＝サブ
・複業：本業＝メイン、複業＝メイン

また、こういった違いも挙げられます。

・副業：得られる収入は少ないことが多い
・複業：本業に近いため、ある程度の収入を得られることが多い

・副業：趣味の延長線上にあり、責任を負わないことが多い
・複業：専門性が求められ、責任を負うことが多い

✅2．いろんなシナジーが効く

1つの会社だけで働いていると、経験できることや知識の広がりが限定されます。
一方、複業では新しいことに挑戦できたり、本業とは違うポジションを経験できる可能性があります。

ここで大事なのはお互いの業務が良い影響を及ぼすこと、つまりシナジーが効きやすいことです。

例えば、本業が営業、複業がカスタマーサクセス（以下、CS）とします。
複業→本業では、営業からCSに渡すときはどこに注意したらよいか
本業→副業では、チャーンを抑えるにはどういった顧客に営業をかければ良いか
といったシナジーを効かせることができます。

他にも事業フェーズによるシナジーも考えられます。

例えば、本業はn-2期、複業は上場直後の会社とします。
複業→本業では、複業で2、3歩先の会社を見ることで、本業で上場に向けてどこを注意したら良いか
本業→複業では、本業で事業をスケールさせる経験を上場直後の会社にもたらす
といったシナジーを効かせることができます。

✅3．刺激になる

1つの会社だけに勤めていると、どうしても価値観やビジネスの感覚が固定化しがちです。
（今の会社、仕事が当たり前と思ってしまいがち）

一方、複数の会社に勤めることで新しい人脈ができたり、異なるビジネスを知ることができます。

価値観はそれぞれですが、やはりある程度の刺激があった方が人生が豊かになると考えています。

✅4．収入源を分散できる

1つの会社にしか勤めていないと、収入源をその会社に依存することになるため、リスクがあります。

「正社員なら大丈夫でしょ」と思うかもしれません。
たしかに正社員はすぐにクビを切られることは少ないです。

しかし、コロナで業績が悪化してボーナスが減る、上のポジションが埋まっていてしばらく昇進が見込めないといった収入の停滞や減少は十分にあり得ます。

会社がポートフォリオ経営を行うように、個人も収入減のポートフォリオを作った方が安心です。

✅5．まとめ

以上、複業のメリットについてまとめました！

現在、複業先を探していますので、もしよければご連絡ください！
（顧問、非常勤監査役の案件を募集しています）

今後も毎日投稿を継続しますので、よければ他の記事も見ていただけると嬉しいです。