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リハビリ専門職の視点も交えた睡眠の効果

以下の症状があるのは、睡眠が不足しているかも?

・疲れが取れない
・食べ過ぎてしまう
・ストレスが溜まりやすい
・些細なことでイライラする
・集中力が続かない
・やる気が起きない
・血圧が高い
・慢性的な痛みがある
・姿勢が悪い
など

これらは、睡眠不足や質の低下でみられる症状になります。
睡眠は、上記を改善するのに重要な要素です。

本記事では、睡眠の効果を整理していきます。

睡眠の効果~一般~

①疲労回復

これらの疲労の蓄積で大きな疲労になります。
深い睡眠では、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが分泌され、体内での代謝活動が促進されます。成長ホルモンの分泌は、寝始めに集中しています。つまり、寝始めにいかに深い睡眠を取るかが重要となります。
このように、睡眠は、疲労回復に大きく貢献しています。

②記憶の定着

記憶の定着は、深い睡眠中に行われます。
記憶には、短期記憶と長期記憶があります。短期記憶と長期記憶では、脳の保管場所が異なります。短期記憶は、海馬、長期記憶は大脳新皮質で保管されています。この短期記憶から長期記憶への移動を深い睡眠中に行っているのです。
つまり、覚醒時に勉強した内容を定着させるには、深い睡眠が必要になります。

③肥満防止

睡眠により、ホルモンがバランスが整い、暴食を防ぎ、代謝を促進することができます。
睡眠不足や睡眠の質が低下すると、下記の図のように体重が増えやすくなります。
しっかり睡眠を取り、ホルモンバランスを整え、代謝を促進することが肥満防止には大切です。

④ストレス軽減

ストレスがかかると睡眠不足の傾向になります。もともとストレスが溜まっているのに、睡眠不足になるとさらにストレスがかかり、悪循環に陥ります。睡眠により、自律神経やホルモンバランスが整うことでストレスが軽減します。

睡眠の効果~リハビリ専門職の視点~

①痛みの軽減

・成長ホルモンにより、組織の修復することで、痛みが軽減。
・睡眠により感情が安定すると、痛みの軽減に関与。
・睡眠でストレス軽減をすることが痛み軽減にもつながる。

②姿勢の改善

・日中の幸せホルモン増加が、姿勢をよくする筋肉の活動を上げる。
・姿勢がよいと、肩こり防止や疲労軽減につながる。

③労働生産性の向上

・集中力が高まり、仕事効率が高まる。
・仕事効率が高まると、残業が減り、睡眠時間を確保しやすい。
・感情が安定しやすいため、些細なことでイライラしなくなる。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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