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日本人の睡眠状況と睡眠不足のデメリット
本記事は、日本人の睡眠状況と睡眠不足のデメリットについて整理しています。
本記事は、1100文字程度です。
世界と比べた日本の睡眠時間
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OECD(経済協力開発機構)が2018年に発表したデータによると、調査対象国のなかで日本は最下位で、1日の睡眠時間は平均442分(7時間22分)でした。
1位の南アフリカの553分(9時間13分)と比べると、約2時間も睡眠時間が短いことになります。
しかも、前回調査(2014年)の463分から、さらに短くなっています。
睡眠時間が短くなることのデメリットをみていきましょう。
睡眠不足のデメリット
①病気のリスクを高める
睡眠時間が少ないほど、先進国で死因の上位を占める心臓病、肥満、認知症、糖尿病、ガンといった病気を発症する可能性が高くなる。
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②仕事の生産性が低下
睡眠不足は、集中力の低下を招きます。つまり、仕事でのパフォーマンスを低下させます。仕事でのパフォーマンス低下は、残業にも繋がります。残業で帰宅時間が遅くなり、今度は睡眠不足を招きます。このように、睡眠不足と仕事の生産性の悪循環ができあがります。
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③感情が不安定になる
睡眠を十分にとった人は、前頭前皮質が扁桃体と強く結びつき、感情をコントロールしています。感情のアクセル(扁桃体)とブレーキ(前頭前皮質)のバランスがとれている状態です。
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しかし、睡眠不足になると、前頭前皮質と扁桃体の強いつながりがなくなってしまいます。
すると、感情のコントロールが難しくなります。ちょっとしたことで、イライラしたり、急にハイテンションになったりします。
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必要な睡眠時間
適切な睡眠時間はヒトにより異なります。遺伝子、季節、年齢の影響を受けています。
1つの判断基準は、起床後4時間後に眠気がないことです。
この時間は、脳派の活動が最も活発で、1日のうちで最も頭が冴える時間帯です。
是非、自らの眠気を振り返ってみてください。
睡眠時間の目安
多くの研究で、睡眠時間が6時間以下になると、様々な問題が生じてくることがわかっています。
また、多くの研究で最適な睡眠時間は7~8時間とされています。
なので、睡眠時間の目安は、7~8時間としていただくとよいかもしれません。
もし、7~8時間の睡眠時間を確保していて、起床後4時間後に眠気がある場合は、睡眠の質が低下している可能性があります。
睡眠の質が高まる行動を心がけていただけるとよいと思います。
まとめ
・世界と比べた日本人の睡眠時間は短いです。
・睡眠不足は、病気のリスクを高め、仕事の生産性低下、感情の不安定さを招きます。
・適切な睡眠時間はヒトにより異なります。遺伝子、季節、年齢の影響を受けています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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