mustやshouldでは動けなくなってしまった
プロコーチの山田です。
私は2年前に大企業を退職し、対話でメシを食いたいとコーチング関連の個人事業を1年間しました。
結婚などもあり1年前に再就職したのですが、やはり自分は対話関連の事業を自ら創りたいと考え、今一度個人事業を始めることに決めました。
これから改めて個人事業を始めるにあたり、自分自身の考えをまとめるためにも集客のためにも、今後日々ブログ記事を書いていきます。
■今回は、コーチングを学んだことでmustやshouldでは動けなくなった話を書きます。
2022年8月-10月末までの3か月間、僕はルータイスや苫米地英人を源流とするコーチングを学んでいました。
たくさんの学びと変化があったように思いますが、その中の一つが「mustやshouldでは動けなくなってしまった」という変化です。
元々僕は、周囲から求められていることに応えることよりも、自分の気持ちや興味関心を優先する傾向にありましたが、内発的動機に基づく行動を良しとする考え方に触れたり、自分自身の強い欲求に気づいたこと等によって、気が向かないことに取り組む義務がある時間に苦痛を感じるようになってしまいました。
mustやshouldという言葉は、そのまま「~する必要があること。~しなければならないこと」「~すべきこと」という、強制力や義務のニュアンスで使っています。
会社員としてもう末期症状ですが、会社外の活動でやりたいことが多すぎて会社で仕事する時間を苦痛に感じてしまうようになり、自分発案で自分がオーナーシップを取れるプロジェクト以外へのやる気が大幅に低下した感覚があります。
■「好きなこと以外禁止」という価値観
ここ数か月、僕に突き付けられ、印象に残っている価値観です。
会社員として・組織人として、これまでたくさん本を読み実践の中で立ち居振る舞いを学んできましたが、そのどれとも被らない内容。
自分の気持ちと興味を最優先して生きてきたつもりの僕でしたが、コーチングを受ける中で「え、好きなことだけしてていいの⁉それ大丈夫⁉」と、これまでの常識を覆してくれる内容に驚いたことを覚えています。
そしてここ数か月で僕が接する異なるコミュニティや信頼している方々が、結構同じような内容をおっしゃっていたこともあり、最初は懐疑的だった僕も少しずつその価値観を採り入れている感覚があります。
・自分が好きなことをしないことは、自分にとっても社会にとっても損失である。自分が好きなことをしてイキイキ輝いていれば、それによって人に喜んでもらえるし、自分自身も幸せ。
このような言葉も頭に残っています。
■これまでの教育と180°違う価値観と接する中で、自分を縛っていた無意識の価値観にたくさん気づいた
これまで自分はマイペースに、自分の好きなように生きてきた感覚がありましたが、無意識のうちに自分へ影響を与えていた組織に従属するための法則や教訓がたくさんあることに気づきました。
今一度、惹かれる未来に向けて、自分自身の生き方・あり方・はたらき方などを再選択していく必要性も感じています。
せっかくなのでこれから数日間、自分がこれまで囚われてきた従属のための価値観や、「組織」というものとの付き合い方について、これから何日か考え記事にしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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