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【らんまん】あなたを待っています 5/23感想【第8週・シロツメクサ】

「らんまん」第37回(←?合っているでしょうか?)感想です。

万太郎は東京大学植物学教室に通うようになりますが、植物学教室の学生たちは、万太郎を「よそ者」扱い。万太郎が話しかけても素っ気なくあしらわれ、助教授の徳永(田中哲司さん)からも邪険に扱われて、孤独感を募らせます。
そんな中、植物画を描く画工の野宮朔太郎(亀田佳明さん)が研究室を訪れます。「画工」という職業があることを初めて知った万太郎は興味津々で、自分の植物画を見てほしいと頼みますが、ここでもまた、「君、よそ者でしょ?」と、断られてしまいます。

苦労して東京大学に入った学生たちが、万太郎を受け入れられない気持ちもわからなくはないですが、ちょっと気の毒ですね……。でも、植物を愛する気持ちは同じ。きっと分かり合えるはず…と期待したいですね。

万太郎は気晴らしを兼ね、長屋の差配人のりん(安藤玉恵さん)を誘って、竹雄が働く洋食屋を訪れます(安藤玉恵さんは「あまちゃん」に出演していた方なのですね。あまちゃんも大好きでしたが、今の再放送は見られていません…)。
真っ白な制服姿で登場した竹雄は、あさイチの鈴木アナの言葉を借りれば「破壊力抜群」…。お客さんにキャーキャー言われているのも納得でした。。

万太郎は、そんな竹雄を「キランソウみたいじゃった」と例えました。そして、別名が「ジゴクノカマノフタ」であることや、葉が地面にはりついて地獄に蓋をしているように見えること、良く効く薬になるので地獄に落ちなくて済むことが、名前の由来になっていると話しました。
えっキランソウ?? 確かに可愛い花ですが、地面にべったり張り付き、小さな紫色の花を咲かせる姿はどちらかと言えば地味な印象だったので、爽やかイケメンの竹雄を例える植物に使われたのは意外でした。竹雄も「これがわしに似ちょりました??」と腑に落ちなかった様子…。

例えばユリとかランとか…私だったら、そんな感じになってしまいそうですが、キランソウが出てくるところに、万太郎の独特の感性が感じられます。

キランソウの花言葉を調べてみたら「あなたを待っています」とのことでした。そういえば、寿恵子が、万太郎が菓子を買いに来ないかと、待ち遠しそうにソワソワしている場面がありました。そのつながりなのかな?


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