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【春を食べる】カラスノエンドウのパスタ【野草料理】

野草料理の記事を書こうと思いつつ、なかなか書けずにいましたが、
早くしないと春が終わってしまいそうなので、思い切って挑戦してみました。

今回食べたのは、かわいい紫色の花を咲かせる身近な野草、カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)です。
カラスノエンドウは以前、天ぷらやおひたしで食べたことがあります。今回はちょっと量が少なかったので、パスタに使ってみました。

1.カラスノエンドウの採取

カラスノエンドウの標準和名はヤハズエンドウ。庭や道端、公園など色々なところで、ふつうにみられる野草ですよね。
越年草で、葉っぱは前年秋から出ていますが、春になるとワサワサと茂り始めるので、春になってから採取するのがよいと思います。

食用になるのは葉と果実(マメ)ですが、マメはしばらくすると黒くかたくなってしまうので、その前までに採るのがよいですね。
ただし、マメができる頃になると、アブラムシがビッシリついているので、個人的には、早春がベストシーズンではないかと思っています。

2.材料

今回はペペロンチーノにしてみました。本当の自己流です…
(1人分)
・パスタ(1.7mm) 80g
・カラスノエンドウ 1にぎりくらい
・鷹の爪(唐辛子)輪切り お好みで
・にんにく 2片くらい(今回は乾燥にんにくを使ってしまいました)
・オリーブオイル 大さじ1.5くらい
・塩・こしょう 適量
・冷蔵庫にあったマイタケと、鶏もも肉も少し入れました。
(適当すぎですね💦)

3.作り方

1)よく洗います(何回か水を替えて)

2)カラスノエンドウの茎の根元近くは固いので、なるべく先端部分や葉だけを使うとよいです。
包丁で、食べやすい大きさに切ります。

3)同時並行で、麺もゆでますよ~ 

4)フライパンにオリーブオイルを多めに入れて、鷹の爪とにんにくを入れて、香りがしたら、お肉とキノコ、さらに刻んだカラスノエンドウを入れて炒めます。

5)十分火が通り、カラスノエンドウがしんなりしたら、ゆであがったパスタをin~(相変わらず写真がボケボケですみません💦)

6)塩コショウで味をつけます。最後に少しオリーブオイルを追加で回しかけて、お皿に盛り、完成!!

お料理があまり得意ではないので、出来ばえも写真も今一つですが💦 ご容赦下さい…

カラスノエンドウは、くせがなく、正直なところあまり味もなく、とても食べやすかったです。
葉はちょっとザラっとした食感です。キノコや鶏肉といった柔らかい食材とは、相性が良いかもしれません。
マメが実っている時期なら、また違った食感が楽しめますね。
茎の部分はやはりちょっと固くて、口に残ってしまう感じがあるので、柔らかい先端の部分を使うのが良いなと思います。

4.注意

⚠️どの野草でも同じですが、犬のお散歩コース(特に電柱の近くなど)や、除草剤・殺虫剤などを散布する場所は、避けて採取してくださいね。
⚠️カラスノエンドウは、鳥の羽のように小葉が並ぶ、マメ科独特の葉が特徴で、似たような毒草は少ないと思いますが、今の時期、ナガミヒナゲシなど、やや似たような葉があるので、間違えて採取しないように十分注意してください。
野草の中にも毒のある草はたくさんあるので、わからないもの、自信がないものは食べないように…また、採取時に別の植物が混入していないかどうかも注意してください。

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