【植物が出てくる本】『植物図鑑』有川浩

この本は、noteでフォローさせて頂いているうりぼうさんが、記事で触れられていました。

うりぼうさんの投稿は、野草への愛にあふれていて、共感120%で読ませていただいています。
この投稿を拝見してから、そういえばうちにもこの本があった……！ と、引っ張り出して再読してみました。
（うりぼうさん、いきなり引用すみません💦）

『植物図鑑』有川浩（2009年：幻冬舎）

植物図鑑

独身一人暮らしのOLさやかは、マンションの玄関先で行き倒れていた男、イツキと同居することに。
イツキは家事と料理が得意で、なぜか、野草の知識が超豊富。散歩で採取した野草は、立派な料理に大変身。甘く美味しい生活が始まりますが……。

岩田剛典さん＆高畑充希さん主演で映画化もされたので、ご存知の方が多いかもしれません。

いきなり、見知らぬ男性を拾って同棲しはじめるという展開。大丈夫！？！？と心配になるおばちゃん（私）をよそに、2人はあっという間に甘い関係に。
物語中に出てくるノイチゴのような、甘酸っぱいラブストーリーとなっています。

そして、イツキが作る野草料理の数々。ノビルはパスタに、ワラビは味噌汁やサンドイッチに……。
どれも美味しそうで、読んでいるとお腹が空いてきます。
意外な使い方も紹介されていて、試してみたくなりました。

ツクシの佃煮を食べたさやかの感想……

あのね、佃煮は佃煮として普通においしかったの。でも敢えてツクシじゃなくてもいいかな、くらい。

そうそう、野草料理ってそんな感じの感想になることが多いな、と思いました。
すごく美味しいというよりは、「食べられるんだ」という感動のほうが大きいような。

私もいくつか食べたことがあったので、写真を探してみました。

スベリヒユのおひたし

フキ味噌

映えない写真で、本当申し訳ない感じですが💦

これから、この本に登場する植物たちがどんどん旬になるので、今の時期に読むのがオススメかもしれません😊

余談ですが、文庫版の巻頭にはカラーで植物写真が掲載され「ミニ植物図鑑」のようになっています。このクレジットにお名前がある亀田龍吉さんは、数多くの植物図鑑を出版されており、読みやすいものが多いのでオススメです😊

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図鑑のオススメはまたいつか、機会をあらためて、してみようかな……と思います。