「世阿弥」って知ってます?実は彼、優秀なビジネスパーソンだったんですよ。
ども、最近なぜかnoteにハマり出したourlyの河野(かわの)です!
全社員noteリレー企画、第10弾!今回は私がおすすめの本を紹介いたします!
前回はourlyのアイドルの村山さんが「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」という本を紹介してくださっております!
「妄想」を具体的にするメソッドが書かれているという夢のような本なのでぜひご一読を!!!ちなみに私は毎日妄想してます!
本の紹介
今回ご紹介する本はこちら!
「超訳 世阿弥」という本です!
こちらは能楽師として活躍する著者が、多くの世阿弥の著書から現代人に役立つ名言を厳選して解説してくれています!
なぜこの本を手に取ったかは忘れてしまいましたが世阿弥に導かれたのかも知れません。
「世阿弥」って何者?
皆さんこの言葉知ってますよね?
「初心忘るべからず」
この言葉実は世阿弥が編み出した言葉なんです!
「世阿弥(ぜあみ)」は、日本の中世における演劇界の巨匠で、能(のう)という舞台芸術を確立・発展させ、元々「猿楽(さるがく)」と呼ばれる庶民の娯楽であった芸能を、芸術としての高度な表現に昇華させた人物です。
能をただの娯楽ではなく、精神性や美意識を重視した高尚な芸術へと進化させるため「風姿花伝(ふうしかでん)」という著作を残し、
芸術を通じた「価値の創造」と「持続可能な成功」の追求においても現代に通じる先見性を持った人物です。
「世阿弥」はなぜ優れたビジネスパーソンなのか
タイトルの通りなぜ「世阿弥」は優れたビジネスパーソンなのか。
そのヒントとなる言葉が本書では「世阿弥」の言葉をもとに書かれおります。
1つ1つの言葉で本書では書かれてますが大きくまとめると下記4つが重要かなと考えます。
①リーダーシップの教え
世阿弥のリーダーシップに関する教えを紹介し、それが現代のリーダーにどのように影響を与えるかを考えることができます。
特に「初心忘るべからず」の精神が重要と考えています。
②人材育成の方法
世阿弥が説いた人材育成の方法を解説し、長期的な視点での育成の重要性を強調しています。
彼の方法論が現代の人材育成にどのように活かせるかこの本で深く考えさせられます。
③世阿弥のビジネス的視点
世阿弥の思想がどのようにビジネスに応用できるか、彼の変化への対応力や柔軟な思考が、現代のビジネス環境でどのように役立つかのヒントをくれます。
④芸術的革新と市場適応
世阿弥は能楽を単なる娯楽から高尚な芸術へと昇華させ、伝統的な演劇形式を再解釈し、新しい要素を取り入れることで観客の興味を引き続けました。
これは現代のビジネスにおける製品開発や市場適応に通じるものがあります。
この本を通じて感じたこと
世阿弥の教えは、単なる芸術家としてだけでなく、優れたビジネスパーソンとしても評価されるべきものだと感じました。
彼のリーダーシップ、人材育成、戦略的思考、そしてイノベーションへの取り組みは、現代のビジネス環境でも非常に有用なものが多く、
森澤勇司氏による『超訳 世阿弥』は、その世阿弥の教えを現代語でわかりやすく解説しており、多くのビジネスパーソンにとって貴重な一冊なのではないでしょうか。
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