自然に学ぶ
12月16日 木曜日
皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは
鍼灸師 ヨーハンです
なんかどこかで聞いたようなあいさつではございますが
どうかご愛嬌ということでおゆるしくださいませ
さてさて、現在。
来年からの個人事業主としての準備や
長田式脈診協会 代表としての、土台作りや
実は来年から静岡にて、定期的に施術をさせていただける可能性があり、その準備や心構えをしているところではあるのですが
※マイペースですが!!
今後の自分の展望として「自然栽培」というものを取り入れたいと考えているので、それに関しても勉強しようと本を読んだりしているのですが
皆さん、自然栽培のお野菜ってご存じですか?
要は、以前当たり前のように食べていた野菜のことなのですが。
「農薬も肥料も一切使わない農業」のことを言うそうです。
ちなみに、有機栽培というものもありますが
「一定の農場で三年間以上、有機肥料を使って栽培したもの」を言うそうです。
そもそも、肥料には二つあって
化学肥料=化学的に合成、天然物を原料としてそれを加工して製造
有機肥料=動植物の肥料で、堆肥、動物の糞尿などから作られる
の二つがあります、有機栽培においては
肥料は有機のものを、農薬はJAS認定のものは使用オッケーってこと
なんです。
有機栽培って、「無農薬」ってイメージの方が少なからずおられると思うのですが、肥料も、農薬も、JAS認定のものは使えるんですよね。
それに比べ、自然栽培は農薬も肥料も一切使わないで栽培をするとのこと
それでも野菜は育つという事実とともに、それが本来の野菜の育ち方であり、逆に一般的な栽培方法は自然な育ち方ではなく、人工的に手を加えてしまっているということは言うまでもありません。
それは栄養にもたぶんに影響を与えています。
栄養ってものも結構最近になって言われだしたものであり、まだまだすべてのものを知り尽くしているわけではありません
その栄養という観点においても、自然栽培の野菜は一般的な栽培方法の野菜に比べて、数倍の栄養を持っていることはわかっていることです。
あと、調べていて本当に間違っていた認識がありまして。
「虫が食べるものはいい野菜」という概念を私は持っていたのですが
間違っていたようです。
虫が食べている、求めているものは「硝酸性窒素」というものだそうで
それを求めて野菜によって来るんだそうです。
これって、「肥料」によってもたらされているものであり、自然ではない形で野菜を育てようとした結果、肥料が「硝酸性窒素」を野菜の中に増加させ、それにより野菜の色が濃くなり、それを食べるために虫が寄ってきているということでした。
虫が食べている=安全
ではなかったこと、そして
色が濃い=栄養が多い
ということでもないのです。
本当の自然栽培での「野菜の本来の姿」であれば、無駄に濃くないんです。
そして虫が寄らない。
肥料という、人が野菜を「早く」「大きく」「綺麗に」するために、私利私欲によって作られたものが、虫たちの仕事を増やし。
そしてその虫たちすら邪魔だと、「農薬」をまくことで、虫がつかないようにしている
その農薬が野菜だけでなく、土壌に入り、その土壌からさらに下の地下水にまで影響を与える。
もちろん、農薬は人間にとっても影響が大きく、今は「無農薬」が良いと世間でも言われだしていますが、結局「元の姿」に戻るってことなんですよね
あと、この元の姿に戻るのも、そう簡単ではないのです。
何年も何年もかかってようやく、農薬や肥料に侵された土壌が清浄化していくとのこと、ここは本当に取り組んでおられる方にしか苦労はわからないかと思うので、いつかそんなお話も聞いてみたいなとも思います。
今私は「鍼灸師」として、患者さんの施術に当たっているわけですが、我々人間を形作るものは「食事」なんです、言うまでもないです。
その食事がちゃんとしてないと、いくら私たちが患者さんの「免疫力」を上げたところで、「限界」があるんです。
だから「サプリメント」?
いやいや、それこそ、さっきの「肥料」と同じ考えなんですよ。
今の野菜の栄養素が足りない?
どうして足りないの?肥料や農薬使って無理やり栽培してるから、自ら野菜の本来の力を無くしてるって話ですよ。
それなのに、そこは考えずに足りないから補おうなんて、いつまで続くのですか。いつか限界が来ますよ。
そんなことよりも、もっと見直すべきところがたくさんあります、だから私は「自然栽培」ということと、鍼灸師としての仕事をつなげていきたい
患者さんに知ってもらって、一人でも消費者として「選択」してほしい
そして「健康が当たり前」という身体でいてほしい。
と思っています。
今後とも、勉強を怠らず、脈診を怠らず、食の本来の姿を見つめながら
活動していきたいところです!
以上!
鍼灸師 ヨーハンでした!
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