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学校に行かなければいけないの?


はじめまして、吉野こまちです。
クローン病という難病にかかって今年で4年目になり現在はコーチング講師、またご縁があって特進アカデミー(https://ris.ne.jp/)で塾講師として活動しています。

今のお仕事を始めてから約1年、
現在は主に小学生や中学生の生徒さんを担当させていただき、コーチングを交えながら日々授業をしています。

子どもに勉強を教えるという仕事をしていると、大抵聞かれることがあります。

それは学校に行かなければならないのかということ。

なので今回はそのことについてお話しできたらと思っています。

また生徒からは「なんで学校に行かないといけないの?」という質問が飛び、


親御さんからは「どうしたら学校に行けるようになりますか?」という質問をいただくことが多いです。

生徒と親御さんで言っていることが真逆のように思ますが、実は言っていることは同じです。

それは根本に学校は行かなければいけないものという認識があるということです。

学校には行かなければいけないのか


私の意見を先に言わせていただくと、学校に行っても行かなくてもどちらでもいいというのが素直な意見です。

行きたくない思わないのであれば行ってもいいと思うし、

行きたくない思うのであれば行かなくていいと思います。

なので上記の生徒の「なんで学校に行かないといけないの?」という質問には

「行かなければいけないということは全然ないよ」と答えますし、


親御さんの「どうしたら学校に行けるようになりますか?」という質問には

まず学校は必ず行かなければいけないというものではないということを前提としてお話をさせていただきます。


またこういった話をすると塾というものをやっているのに「学校は無駄だ!行くな!」とは言わないんですね

というのもよく言われることがあります。

私が幼い頃塾に通っていた時、当時の塾の先生が学校が大嫌いな先生で

「あんな場所に行くのは時間の無駄だ」とよく言われていました。

実際私自身学校がすごく嫌で、毎日行きたくないなと思いながら学校に行っていました。

クラスにうまく馴染めずに人間不信になってしまったため、同じような悩みを持ってる方の力になりたいというのが塾講師になった一つの要因でもあります。

ですが学校に行かなければよかったと思うことはあまりありません。それはなぜか。

そもそも学校に行くメリットは何があるのでしょうか。

学校に行くメリットとは?


①人との関わりがあること


個人的な1番のメリットは人との関わりがあるということです。

よく生徒にも「学校に行かないことは問題ではないけど、同学年の子や歳が近い子と話すことはしてみよう」という話をしています。

オンラインで通じ合った子でも知り合いの子でもいいです。

自分と同じ歳の子や年齢の近い子と話すことで自分の中の考え価値観が出来上がります。

それは大人と話すだけでは補えないものがあります。同い年や歳が近い人と話すからこそ培われるものがあると言うことですね。

また自分とは違う考えの人と仲良くする必要はないけれども同じコミュニティにいる際に最低限うまく付き合っていく、ということの練習にもなります。

また一番は友達ができること。
個人的に大人になってからできた友達幼少期からの友達は少し毛色が違います。

いまでも学校で知り合った友達と遊ぶことが多い(基本在宅ワークなどで遊ぶとしたら学生時代の友達がほとんどな)私としてはかなり重要なことです。(笑)

恐らく学校に行っていなかったら友達は一人もできませんでした…なのでそういった面は学校に行ってよかったなと思います。

②勉強の仕方がわかる

もう一つは勉強の仕方がわかることです。

これは塾でも同じことが言えますが、学校でも勉強の仕方を学ぶことができると考えています。

よく「学校で習ったことなんて将来使わないよ!」という生徒の声を耳にします。

正直、私もそう思います。(笑)

足し算、引き算、掛け算、割り算ぐらいができてればいい方ではないかと思いますし

その計算すら今は電卓などでできますので、苦手であってもなんら問題はありません

学生時代一生懸命勉強した内容はなにも頭に残っていませんし、

いた問題を改めて解いても一つも答えられないかもしれません。

ですが、勉強の仕方はしっかりと覚えています。

暗記問題はどうやって覚えるのが自分に合っているか、

文章問題はどうやればイメージしやすいか、

集中力を切らさずに勉強を続けるにはどうしたらいいか、

そういったことは今でも一度も忘れたことがありません。頭や身体がしっかりと覚えています。


小学校や中学校は特にですが、自分が学びたいものだけでなく興味がない教科を学ぶことがあります。

一つの部屋で同じ授業をする時、興味がある人興味がない人が出てくるのは当然ですよね。

興味ないことなんてやりたくないよ!こんなの将来使わないし!と思うかもしれませんが、

個人的に学校での勉強はその内容を学ぶというより勉強の仕方を学ぶのではないかと思っています。

将来やりたいことができた時、過去に勉強したという経験がなければまず勉強の仕方から勉強しなければいけません。

せっかくやりたいことができて全力で取り組んでいるのに、勉強の仕方がわからないせいでうまく行かないと悔しいですよね。

それを避けるため、勉強の仕方を勉強するのだと思います。

私は決して学生時代頭がいい方ではありませんでした。

実際小学校と中学校は一切勉強をせず、高校生になってから勉強するようになりました。

最初は勉強の仕方がわからず1日何時間も勉強してるはずなのに成績が全く変わりませんでした。

結果が出てきたのはそれから1年後
小学校や中学校で勉強していればもっと早く成績が上がっていたのに

私はどうせやっても意味ないよ、と勉強の仕方を学ばなかったせいで自分で自分の首を絞めることになってしまいました。

生徒には決してそのような思いをしてほしくないなと思います。

まとめ:学校には行った方がいいのか?


以上のことから、今回のブログのテーマである学校に行ったほうがいいのか?に関しての答えは

学校自体は行っても行かなくてもどちらでもいいけど、勉強(の仕方を学ぶこと)はしたほうがいい

という結論になります。

あくまで自論なので賛否両論あると思いますが、私は普段からこの考えで生徒への指導にあたっています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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