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吉村ジョナサン(作家)
2023年12月31日 17:04
ふるさとは帰るところにあるまじ帰るところはわがいえわがふとんそこにてねぶりおのれをなぐさめそとにいでゆくによりどころとすそのありざまはこころのありようこころもまた帰るところにあらず帰るところはわがからだとことばそとにいでゆくはからだとことばただからだとことばとは帰るべきこころにゆだねらるいまびとらがこころにとらはれしいまびとらがねぶりなぐさめらるるところなり
2023年12月29日 21:39
求めてる答えがそこにあるのかきっと無いと経験が声を荒げるそれでも求めずにはいられない求めることしかできないでいるその中で結局は答えが見つかる実は答えは必ずあるものなのだだから身体は勝手に答えを探しそれを否定する経験という理性そんな理性を制御できなくてもその中で生きることさえすれば僕達はなんとかかんとか今日を明日をその先の未来でさえまで生きていけるはずなのである。
2023年12月11日 00:47
月なみな選択肢の中で出す答えは黄色大人しく受け取る試験管の退路有意義な時間だったと思えるのはある程度の表層だけを見つめるクセがままならない世界で求める仕事は毎日を通り過ぎるための仮の姿こんな私は私ではないそう叫ぶだけの余裕もなくてその日を過ごして安心する私はここにいるべきではないその声を持ち続けられる人がこの世界に新しい価値をもたらしてくれる
2023年12月10日 23:48
わからない未来は演じているうちに過去になり、歌声は輝きを失った。きらきらと輝く目に引き寄せられて歌う。有名な画家はみんな不幸だったのか。不幸であればそれは伝説になるのか。それが創られた不幸だとすれば、私の。私の不幸はどんな味がするのか。静けさと安寧の中で生きるのにどうして。どうして喧騒を求めてしまうのか。うるさいと遠ざけた声はそれを人が恋と呼ぶもので、私には不要なもの、不用意なもの