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ポールダンスと聞いて、えちえちなことしか考えられなかった話
〈photo by TakaWaka Photography〉
私がポールダンスを初めて生で見たのは2009年。
同じ会社に出入りしていたデザイナーの女性がポールダンスのイベントを主催しており「ぜひみにきて♪」と、お誘いいただいた。
ポ、ポ、ポールダンス 👀!?
![](https://assets.st-note.com/img/1638950954112-SM5WhMlzDh.jpg)
ハリウッド映画に出てくるストリップクラブのイメージ。中二男子のように、えちえちなことばかりが頭の中を駆け巡る🎠♪
デザイナーさんはスラリと細く華奢で、ボンキュッボン!なグラマラス体型ではない。普段の服装も艶かしい挑発コーデではない。見るからに弱肉強食肉食女子でもない。
おっとりした彼女とポールダンス…
そのギャップへの興味で会社のメンバー数名と見に行ったのです。今はなき渋谷のmoduleというクラブへ。
あ……そういえば!大学時代の先輩もポールダンスやっていたよなぁ。ときどき投稿されるFacebookの動画を思い出した。あんな感じかな。
え?は?無重力なん?サーカスですか?
moduleの中は人で溢れかえっていた。いかにも「ダンサーです」という人は少なく、会社帰りのOLやサラリーマン風の人もいた。男性よりも女性が圧倒的に多くてびっくりしたことをよく覚えている。
いざショーがスタートすると、
「え?サーカスですか?」
「は?無重力なん?」
「もはやアスリート」
「宙に浮いてる妖精かよ!」
初めて生で見たときの感動って、みなさんも覚えているのではないだろうか。
moduleでのイベント以来、会社の女性が主催するイベントや彼女が誘ってくれたイベント、出演するイベントを可能な限り見に行くようになった。
ポールダンスを見るのが大好きになった。
美しい人が力強く舞うもの。
あの頃、自分がポールダンスを始めるなんて微塵も思わなかった。
自転車もまともに乗れない私だから、くるくる回ったり、腕や脚で棒にぶら下がるなんて「できる・できない」を考える前に、完全に「無理」。
「やってみよう」という気さえ起きない。握力は右の利き手で14ほど。弱すぎる。
見ているだけで十分だった。
迷っているなら今すぐ始めてほしい
そんな私がポールを始めたのは、初めて見てから5年も経った2014年。
「絶対無理!」と思っていた私がポールダンサーとなり、7年経った今でも飽きることなく続けている。多いときには週7で人前で踊っていたよ(笑)。
始めた経緯について別の記事でお伝えしますが、ここでひとつ言っておきたいことがあります。
「ポールダンスをやってみたいけれど、なかなか始められない」という方がいたらぜひ、すぐに始めてほしいな。
私はダンス経験がないまま、30歳になる年にポールを始めました。それまであの太い棒を握ったこともなかった……ポールの話ね😉
「見せられる体型じゃないから」
「年齢的に厳しいのでは」
「ダンスやったことないし」
「運動音痴だし」
なんて考えなくていい。迷っている間にも1分1秒老けていきますよ。
絶望的に握力が弱く、ピアス穴も怖くて開けられないほど痛がりの私でもなんとかポールをやっているので、大体の人ができると思う。ははは!
自分の人生を豊かにすること
冷たく聞こえるかもしれないけれど、誰もあなたのことなんて気にしていない。みんな自分の人生を生きることでいっぱいいっぱいじゃん!人の目なんて気にせず、自分の人生を豊かにすることをした方がいい。したいことは可能な限りやるべき。やらないままだと同じ明日が来るだけだもの。何も変わらないよ。
ポールダンスに限らずなんでもね。
やりたいと思ったときが人生最高のタイミング。自分の心の声をよく聞いて、素直になって、ぜひ一歩踏み出してみてください。踏み出すたびに、違う世界がガンガン広がるから、それを楽しみましょう。
今回はこの辺りで。
[同じ会社に出入りしていたデザイナーの女性]や
[大学時代の先輩]は、あなたもよくご存知なあの人かも!?追々明かしていきます。
cheers!
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