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不登校は好転のチャンス!

今朝のウランバートル。
なんと気温2℃!

「えっと、今、何月だっけ?」と
ついカレンダーで確認したくなる温度。
いや、確認したところで、もっと衝撃を受ける
だけなんだけど。

この間まで、汗ばむ陽気だったんですよね。
それが一気にこの冷え込み。

ここに住んでいると、春物とか秋物とか
中間の服を着る機会がありません。

結局、いっつも同じ格好
と、気候のせいにしてるけど

この寒いウランバートルの朝。
私とホームスクーリングの娘の一日は
家の掃除から始まります。

学校に行っていた頃、家事を頼むと
「お手伝いを無理矢理やらされてる感」満載
だった娘。

「なんで私がやらなきゃいけないの?
ママの仕事じゃん」みたいな。

娘が学校に行かない選択をした時点で、
「あなたもれっきとした家族の一員として
役割を果たすんだよ」と、子供扱いを
やめました。

それまでは朝6時半に登校。夕方5時過ぎに
帰宅。マイナス20℃以下の冬なんか、体は
ぐったり疲れているし、宿題も山ほど。
それで、お手伝いさせるのも無理というもの。

「お弁当作りも洗濯もアイロンも、はいはい、
全部私がやりますよ。」

娘も「それが当然じゃん。
学校に行ってるほうが大変で、家事なんて
たいしたことがない」と思っていたと。

それを学校行かずに、家事を実際に
やり始めたら。。。

本人、こんなに労力が必要で、時間がかかる
ものだとは思ってもいなかったようで、
衝撃を受けていました。

「だろ?お弁当やご飯は勝手にテーブルに
並んでるんじゃないよ。アイロンかかった
シャツは、勝手にクローゼットに
かかってるんじゃないよ」

この学びのほうが偉大でしたね。

学校に行かないということは、学校に任せない、
そして、自分たちで自らの責任を負い、
向き合うということ。

これは遅かれ早かれ、自分の人生にやってきます。
よく聞く「自分探し」という言葉で。

たとえ、不登校にはならずとも、
心のモヤモヤを押し殺し、惰性で学校へ
行っていただけだったとしたら。。。。

ひきこもり、出社拒否、社会人不適合。

年齢を重ねても、別の言葉で症状があらわれる
ことになりかねません。

「自分は一体何のために生きているのだろう?」
と誰しも悩んだこと、一度や二度はあるはず
です。

現に今、子供たちだけでなく、大人の私たちが
しこたま悩んでいるじゃないですか!

今までの時代、学校や会社の中に入り、その中で
言いなりになっておけば、ある意味ラクでした。
自分の頭で考える必要がなかったから。

他力他責。

でも、これじゃないよ、ということを今、
宇宙が言ってきてるんです。

不登校児童数増加は、今までのレールに惰性で
流されることなく、人生の早いうちから自分の
本質と向き合うことを決めた子達の増加だと
思っています。

学校とか会社とかの型にがっぽりはめられて
隠されていた「自分の本質」。
それが、今、カパッと外され、急に素っ裸に
されたようでスースーしている。

そりゃぁ、最初はうろたえます。
でも、先延ばしにしない!
不登校はこれに気付かせてくれる好転の
チャンスです。

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