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大学のソウルフード!㉙杉並区・世田谷区北部編

新年明けましたが、2024年は大変なニュースから始まってしまいました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。私自身も石川県には少なからず縁があるので、寄付をしようと思っています。

さて、今年も引き続き「大学のソウルフード!」をお届けしていきたいと思います。
都内の大学についての記事、この前は豊島区編でした。

今度は少し南西に進み、杉並区と世田谷区北部の大学ソウルフードについて解説したいと思います。
なぜ世田谷区北部か?というと、要は京王線沿線についても書きますよ、ということ。明大前が象徴的ですが、駅前は世田谷区ですが、大学は杉並区。また、日大文理学部もキャンパスは世田谷区ですが、最寄り駅の桜上水駅と下高井戸駅の北側は杉並区。ということで、まとめて書くことにしました。
では、さっそく参りましょう!

日本大学文理学部

まずは日本大学文理学部。
世田谷区内には日大のキャンパスがいくつもありますが、その中でもっとも長い歴史を誇るのがこの文理学部キャンパス。1937年に日本大学予科文科世田谷校舎が設置されて以来のキャンパスであり、1号館は医学部本館とともに、日大で現存するもっとも古い建物になります。

日大文理学部1号館
キャンパス周辺は閑静な住宅街と学生街の賑やかさが同居しています。

そんな日大文理のソウルフードは何でしょう?

らあめん英 下高井戸店

しつこすぎない感じの豚骨!

経堂に本店がある「らあめん英(ひで)」の支店です。臭みの少ないとんこつで、マイルドな豚骨の味わいが絶妙。京都でよく行っていた「博多っ子」を少し薄くした感じだと思いました。辛子高菜を途中で投入し、味の変化を楽しみました!

あぶら~亭

桜上水駅北側にある、油そばの名店です!やはり私が学生だった時代に比べても、油そばのお店は増えているような気がします。

飲み会の後に締めで訪れる人も多いようで、遅くまで開いていることでも有名です。うーん、油そば、食べたくなってきた…。

二郎系はこちら!

らーめん大 下高井戸店

インスパイアの中でも圧倒的知名度を誇る堀切系、らーめん大。長らく独壇場でしたが、こちらにもライバルが現れました。

豚山 下高井戸店

選択肢が増えるのは、お店にとっては大変ですが、学生さんにとっては有難いですね!

ちなみに、学食でラーメンを食べたこともありますが、安くて美味しかったです!

シンプルで疲れなそうな感じがいいですね

2015年当時ですが、大盛で280円という衝撃の安さに感動しました!
黄色みがかったモチモチの麺がよかったです。

さて、次はお隣、明大前に参りましょう!


明治大学(和泉)

明治大学の多くの学部の1・2年生が通う和泉キャンパス。日大文理学部と同じく、こちらも戦前に予科の校舎として設置されました。そのため、語学など1・2年生の必修科目は和泉キャンパスで開講されており、単位を落としてしまうと駿河台に移った後も和泉に通って授業を受ける必要があります(これを「和泉返し」と呼ぶようです)。

和泉キャンパス

さて、そんな和泉キャンパスのソウルフードはどうでしょう?

まずは二郎系のツートップ!

ラーメン鷹の目 明大前店

もみじ屋

「もみじ屋」が二郎系の老舗として長らく明大前に君臨、「郎郎郎(さぶろう)」ができて対抗馬になるも「ぶっ豚」に名称変更後に閉店、その後、「ぶっ豚」のすぐそばにオープンしたのが「鷹の目」です。このツートップでしばらく勢力均衡となるのかどうか。明大前戦争から目が離せません!
(しかし、冷静に考えてみたら、つい先日まで高校生だった学生が急に二郎系に触れるというのも、かなりの衝撃ですよね笑)

そして、家系で君臨しているのがこちら!

武蔵家 明大前店

明大の門のそばにあるという、圧倒的な地の利に恵まれたラーメン店!しかも家系ということで、これは大学生のハートを鷲摑みにすること間違いなし!

中華そば きび

「つけそば」が人気ですが、背脂たっぷりの「こってり中華そば(背脂中華そば)」も大人気!どちらを選ぶか迷いますね!!

また、定食屋だと、何といってもこちら!

相州屋

1964年創業、老舗の定食屋さんです。定番の「スタミナ定食(豚肉の生姜焼き)」をはじめ、鶏のから揚げやさんまの塩焼きなど、熱々で食べたいメニューが豊富!

この他にも、紹介できていないお店がまだまだありますので、情報をお待ちしています!!

高千穂大学

かつては高千穂商科大学の名で知られていた大学で、戦前の高等商業学校にルーツを持つ伝統校。明大前で京王井の頭線に乗り換えて二駅、西永福駅が最寄りですが、一駅手前の永福町駅から歩くこともできます。
永福町といえば、言わずと知れたこちら。

永福町 大勝軒

よく誤解されますが、東池袋の大勝軒とは別系統で、「大勝軒」というと大きく分けると東池袋と永福町の二系統あります(厳密にいうと人形町系もあるのですが)。1955年創業、大きな丼にたっぷりの麺とスープ、行き届いたサービス。まさに伝説の名店ですが、詳しく知りたい方はぜひ『教養としてのラーメン』(青木健 著)をご一読ください。

土鍋餃子専門店

高千穂大学の先生に教えていただいたお店。
凄い名前ですが、地元では人気の四川料理のお店とのことです。

とにかく安くて旨い。大陸系中華のパワーが伝わってきますね!
時々山椒の利いた四川料理を食べたくなりますが、是非訪れたいところです!

東京女子大学

最後にご紹介するのは、東京女子大学。

善福寺キャンパス。かつては三鷹市の牟礼にもキャンパスがありましたが、今はこちらに統合されています。

津田塾大学、日本女子大学とならぶ女子大の難関大学として有名ですが、こと飲食店事情に関しては、東京女子大学が一歩リードしているような気がします(あくまでも個人の感想です)。

さて、そんな東女の近くの名店といえば?

アテスウェイ

大学の目の前にあるスイーツの名店です(ただし、道を隔てているため住所は武蔵野市)。特にモンブランは超人気で予約不可!並んだ人だけが食べることができる逸品です。

ペーパーバン

東女の正門の目の前にあり、先生方にも人気の洋食屋さん!オムライスが特に人気のようです。

松庵文庫

今度は西荻窪駅の南側です。住宅街にあるレトロな古民家カフェで、本を読みながらお茶を楽しむのもいいですね!

それいゆ

レトロな感じのお店が多い西荻窪界隈ですが、こちらも人気店!ナポリタンやチーズカレードリアを食べて、食後にコーヒーを飲んでリラックス、いい気分になれそうです!

藤の木

パンを買って大学で食べたいという方は、こちら「藤の木」のパンが大人気!

自動販売機で買うというのも、面白そうですね!

最後に、ラーメンはこちら!

佐々木製麺所

東女から徒歩ですぐの場所にあります。「ミシュランガイドTOKYO2023」でビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)に選ばれた、超人気店!

いやー、なんというか、圧倒的に羨ましい気がします!
お手頃だけど品もある、そんなお店の多いエリア。是非探索してみたいですね!しかも、飲み屋街もあり、幅広いニーズを取り込んでいる印象。まだまだ情報お待ちしています!


この辺は、全体的に落ち着いた高級住宅街の中に、学生向けのお店も多いエリアという印象です。下北沢や渋谷、新宿も近いため、買い物なども便利。何やら羨ましくなってきました!

次は、世田谷区南部に行く前に、一回都心を攻めたいと思います!

乞うご期待!


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