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大学のソウルフード!㉛東京理科大学編

こんばんは!
「大学のソウルフード!」企画、東京編の前回は「杉並区・世田谷区北部編」でした。

今回は一気に都心へ。東京理科大学の食事情についてです。


東京理科大学1号館を下から。大きい…

今までの何度か東京理科大学については触れてきましたが、メインキャンパスではありませんでした。しかし、今回は本部・神楽坂キャンパスのソウルフードについて取り上げたいと思います!

東京理科大学といえば、その前身は「東京物理学校」。学びたい人は誰でも受け入れるが、卒業は厳しいということで、その教育の質が長年高く評価されてきた大学です。

東京物理学校時代の外観を再現した「近代科学資料館」


メーカーの研究開発部門で活躍したり、中高の数学・理科の教職に就く卒業生が多く、日本の理系人材の中枢を担う大学として有名で、日本の私立大学では唯一ノーベル賞受賞者を輩出したことでも知られています。

そのため、大学に入ってからも勉強が大変だということで、サークル活動等のイメージはあまりありませんが、本部キャンパスの神楽坂界隈は、飲食事情に関しては相当恵まれた環境です。というか、学生時代に楽しみつくすのは難しいのではないかと思えるくらい、安いところから高いところ、チェーン店から個人店までバリエーション豊か。
そんな理科大界隈の街を覗いてみましょう!

この神楽坂の活気には圧倒されますね…

まずは坂の麓、飯田橋駅を出てすぐの場所あたりから。

レトロな一角にチャレンジングな看板が!

神楽坂飯店

ここです!

店構えはザ・町中華!

ショーウインドーの下側を見てみましょう。

巨大な餃子と炒飯が!!

そう、このジャンボ餃子と炒飯がとにかく目立つのです!!
学生時代からこのショーウインドーに圧倒され、怖くて入ることが出来ませんでしたが、先日意を決して入店。肉野菜炒め定食を頼みました。

豆腐がついています

ご飯が多めということ以外は、至ってオーソドックス。味も美味しく、スープもよかったです。

まあ、餃子と炒飯は、飲み会用ですね。
学生時代に一度は頼んでみたいところです。

いや、2.5キロどころじゃなくて何十キロあるのか?と思ってしまいます!笑

閉店してしまったお店たち

そして、「神楽坂飯店」のお隣にあったのが、閉店してしまった「ラーメンえぞ松」

回鍋肉(ホイコーロー)が有名なサッポロラーメンのお店で、「これぞ神楽坂のソウルフード!」という声も多かったのですが、再開発に伴い閉店。本店はしばらく残っていましたが、休業して残念ながらそのまま閉店してしまったようです。

この界隈は再開発の機運が高まっていますが、逆にいうと、今までは結構レトロな建物が残っていました。
個人的に好きだったのは銀鈴会館

閉鎖されています

映画館の「ギンレイホール」が有名でしたが、ビルの中にはNPOや出版社なども入居しており、「金はないけど世の中にモノ申したい」けど、ネットでバズるようにアピールするのは苦手そうな、愛すべき人たちが多かったような気がします。

あと、個人的に残念だったのが、神楽坂の天下一品の閉店。昨年2月から休業していて、こちらもやはり、そのまま閉店になってしまったそうです。

そう、ここは旨かった…。

気を取り直して、他にも有名なソウルフードのお店がある!ということで向かったのが、こちら。

翁庵

カツそばが名物の老舗そば屋さん!

理科大生の「カツ丼も蕎麦も食べたい!」というニーズに応えてできたメニューということで、神楽坂に来た以上、食べるしかない!と訪問。しかし、店主の方が怪我をされて休業中…。2月には営業再開ということなので、回復をお待ちしましょう!

ご愛顧ありがとうございます。 蕎麦屋の大晦日目前にしてお騒がせしております。。。 お陰様で、手術も無事に終わり、術後の経過も良く予定通り退院いたしました。 担当医の先生にも、また復帰を希望したので、細く長く現役を続ける事を第一に 大事を取...

Posted by 神楽坂 翁庵そば店 on Thursday, December 28, 2023


というわけで、行こうと思っていたお店が軒並みダメで(ちゃんと調べよう💦)、打ち合わせの時間が迫まりくる中で、たどり着いたのがこちら。

しんぱち食堂 神楽坂店

これまた神楽坂の麓にあるお店。チェーン店ですが、和テイストで、シックな感じのデザイン。しかも、安い。一番安い「3羽いわし定食」は、なんと649円!

あじ開き定食、ご飯を玄米にしました

多くの大学関係者と話をする中で皆さんおっしゃるのは、学生さんたちにとって、チェーン店はとても有難い存在です。交差点の角にあるスタバもお洒落ですし、ちょっと上がったところのドトールも便利。
あじ開きと、玄米とみそ汁を食べましたが、ほどよい満腹感で、食後も眠くならず、食べ疲れがない感じがしました。控えめに言って、当たりでした。食べ過ぎず、塩分も脂も控えめにするというのが実はとても嬉しい年ごろになってしまったのはありますが(苦笑)、食べ歩きのメニューもサステナブルにせねばと思った次第です。

一方で、神楽坂は花街でもあり、高級料亭なども多く、こちらも歴史を紡いでいます。
学生さんのソウルフードかというとちょっとわからないのですが、時々行きたくなるのはこちら!!

鳥茶屋 別亭

風情がありますね!

うどんすきと親子丼が有名なお店で、私はよく親子丼を頼みます。高級な雰囲気ですが、ランチは結構リーズナブル。打ち合わせの後などに来たりもしました。

いかがでしたか?
何やらちょっと変わった感じの紹介になってしまいましたが、神楽坂、お店の数は半端なく多いので、とても紹介しきれません!
そのため、個人的な主観だけでお店を紹介する方向に開き直ってみました!笑

ともあれ、理科大にしても、お堀の向こう側の法政にしても、この立地は素晴らしいなあと思いました。
もちろん、学生時代にそんなに豪遊はしにくいものですが、この辺の飲食店に詳しくなったら楽しいだろうな~と思う街です。

「全然わかってないな、神楽坂といえばここでしょ!」と思われている方、大勢いらっしゃると思います!是非御遠慮なく、美味しいお店を教えていただければ幸いです!!
よろしくお願いいたします!!

次はこちら!飯田橋から門前仲町へ向かいます!


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