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発信することで得られたチャンス

先日、こんなnoteを書きました。

僕はブログやnoteで文章を書いていますが、そうやって自ら発信することの意義を改めて考えてみた、という内容でした。このnoteのタイトル通り、発信することの最大の意義は、いろんな意味でチャンスが増えることだと思っているのですが、じゃぁ発信し始めてから、自分には具体的にどんなチャンスが巡ってきたのか?ということを、ちょっと整理してみようと思います。

チャンスとは、きっかけとも言いますが、自分自身が成長できる、変化できる、一歩踏み出せるような、そんな出来事や出会いのことを、ここでは主にさしています。

ブログを書き始めたことがきっかけで自分の身に起こった出来事、出会いなどを時系列で整理します。大雑把には、こんな感じかな。

ブログでの発信を始めてからの出来事と出会い=チャンス!

ブログでの発信を通じて湧いてきた”向上心”

僕がブログを書き始めたのは、2016年の年明け頃でした。ちょうどその前の年に、こんまりさんの”魔法のお片づけ”に感化されて大量の所有物とサヨナラをしていたこともあり、ミニマリストブログとして僕の発信が始まりました。

WordPressでブログを始めたのですが、アクセス解析やGoogleアドセンスやアフィリエイトなどにも挑戦しながら、「どうすれば、もっと多くの人に読んでもらえるのだろう、どうすればもっと売上が上がるのだろう・・・」という疑問にぶち当たっていました。WordPressブログを書き始めた人が誰もが通る道だと思います。

せっかく発信するのだからもっと多くの人に読んでほしいという欲求の高まりと、WEB上での発信のテクニックとしてどうすれば自分のコンテンツがGoogle検索で一番上に表示されるのか?ということが気になり始めました。

これを向上心というのか、たんなる欲求というのか・・・分かりませんが、そんなことを日々考えながら本屋さんをウロウロしていたら、木暮太一さんの本が目に留まりました。

”伝え方”の上手さに定評のある木暮先生ですが、この本に書かれていたことが当時の僕にはとても参考になった、という点で、発信を始めたことであらたな学びを得たわけですが、この本との出会いが、その後の僕の人生を大きく変えるきっかけになりました。(ちょっと大げさですが)

それは、この本のページの間に挟んであった読書会の案内チラシです。新刊発売記念に、著者自らが全国で読書会を開催されるという内容でした。

当時の僕は、読書会など参加したことがなく、そもそも見知らぬ人がたくさん集まってくるような場にとても苦手意識がありました。話が上手なわけではないし、何か意見を求められても答える自信もないし・・・

でも、著者から直接、もっと本の内容について話を聴いてみたい・・!という欲求がほんの少し上回り、読書会への参加を迷いに迷って、「えぇぃ、なるようになるー!」と一人ぶつぶつ呟きながら申し込みボタンをポチったことをよく覚えています。

それくらい、そういう場へ出ていくことに苦手意識があったのです。いつもよりお酒を飲んで勢いを付けないと参加ボタンをポチれないくらい・・・。

でも、ブログを書き始めたことがきっかけで、もっと学びたいという向上心が湧いてきて、こうやって読書会への参加を決意できるようになったのは、僕にとっては大きな前進なのでした。

読書会で得られたこと

そんなこんなで文字通りドキドキしながら参加した木暮先生の読書会。本の内容について理解が深まったことは言うまでもありませんが、僕が読書会へ参加して得られたことが2つあります。

ひとつは”自信”です。参加するまでむちゃくちゃ苦手意識のあった見知らぬ人が大勢集まる場でしたが、参加してみたら、危険な場じゃないということに気づきました(当たり前だ)。

この読書会がきっかけとなり、その後いろんなコミュニティに参加できるようになりました。自分はこういう場に参加できる、という自信がついたのだと思います。

そして二つ目は、よい出会いがあったことです。読書会は3人掛けのテーブルに二人ずつが座るような座席配置になっていました。このとき、たまたま僕の隣に座った女性との出会いが、これまたその後の僕の人生を大きく変えるきっかけとなります。

その女性は、チィさんといいますが、よさカードというカードを使って、会議やディスカッションなどの場の心理的安全性を高めるファシリテーションをされる方です。

読書会のテーマが「どうすれば、売れるのか?」ということで、隣の席の人と、自分の仕事・活動について、お互いに売り込んでみましょう、というワークをやりました。その時のチィさんの話を聴いて、すごく応援したくなる活動だと素直に思ったんです。

その後、僕はチィさんが代表を務める”よさがみえるラボ”、通称よさラボの活動を応援すべく、WEBサイトの構築やセミナーのサポートといった裏方の活動を始めます。

どこでどんな出会いがあるか、ホントわからないものですね。

自信がついたら活動の幅も広がる

読書会へ参加してみるという行動が、僕に大きな自信を与えてくれました。おそらくそういった場に対する苦手意識がまったくない人からしたら理解できない話と思いますが、僕にとっては大きなターニングポイントでした。

その後、様々なコミュニティへと活動の幅が広がりました。木暮太一先生のオンラインサロンへの参加、よさラボへの参画、執筆屋あんちゃさんのサロン(ミレラボ)への参加、エンジニアLinkへの参加、WORKSPACE(という地元のコミュニティ)への参加、などなど・・・

ひとつひとつ細かくは説明しませんが、どのコミュニティでも新しい学び、新しい出会いがあり、会社員として仕事しているだけでは得られないものをたくさん得ることができたと思います。

いまも継続中のコミュニティもいくつかあり、ここからまた新たな展開がきっとあると思います。だいたいは予期せぬ展開だったりしますが、それをとても楽しく感じられるようになりました。(発信を始める前の昔の自分なら、ただただビビってたと思います・・・)

すべては計画的偶発性理論だった

ところで、最近「計画的偶発性理論」という難しい言葉を知りました。きっかけは浅井大輔さん(イノベーションファシリテーター)のnoteです。

計画的偶発性理論とは、すごく簡単に言うと、成功しているビジネスパーソンの約8割は偶然の出来事をターニングポイントに成功を手にしている、という調査に基づいた理論のようです。

成功のきっかけが偶然の出来事とは言え、その偶然をただ待ち構えているだけではダメで、好奇心や柔軟性をもって、そんな偶然の出来事が起こりやすいように行動することが良いと言われているようです。

こんな理論なんぞ知らずに冒頭に紹介したnoteを書いていたわけですが、自ら発信することはまさに計画的偶発性理論に即して偶然の出来事を起こしやすくするきっかけになるんだと思いました。

発信することで、向上心が湧いてきたり、新たな疑問が湧いてきたり、発信を受け取ってくれる人との出会いがあったり、発信が自信につながり新たなコミュニティとの出会いがあったり・・・

ブログを書き始めてなければ、僕はただ毎日家と会社を往復し、会社という小さなコミュニティの中だけで生きていたんだろうと思います。それがわるいとは言いませんが、少なくとも、もっと味気ない生活になってたかもしれないなと思います。

計画的に偶然を起こす(引き寄せる?)ように、これからもいろんな発信をしていきたいと思います。


ちなみに、余談ですが、一番最初にブログを書き始めたきっかけは、ただ、新しく勝ったMacbookをもっと使いたかったから、という単純な理由ですが、いろんな意味で、Apple製品はイノベーションだなと改めて思います。

こうやって、人を惹きつけ、そしてその人に面白い偶然の出来事をもたらしているんですからね。やっぱすごいわ、Appleは。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!