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経理が転職活動をする上で知っておくべきだと感じたこと

こんにちは。


今回は私自身の経験から
「経理が転職活動をする上で知っておくべき」と思うことをお話します。


こんな方には役立つ内容です。

✔️経理をしている若手ビジネスマン
✔️経理になろうと考えている人
✔️経理じゃないけど転職活動の経験談を知りたい人


この記事の内容は完全主観です。
あくまで私個人の経験による見解なので、採用側の見解でもありませんし、転職のプロの意見でもありません。的外れな話もあると思います。その点はご了承ください。

でも、実際に行動して感じたことなので生々しい話ができるかもしれません。

みなさんがキャリアを考える上で少しでも参考になればと思います。


結論


私が自身の経験から「経理が転職活動するならこれは知っておいた方がいい」と強く思ったことは3つあります。


①経理をずっと続ける気がないなら早めに社内で異動するべき

②もしベンチャー志望なら財務会計を担当するべき

③もし中堅〜大手志望なら連結会計を担当するべき


この3つを強く感じました。その理由をお話していきます。


ちなみに、私の転職活動の実績ですが、

・社会人歴5年、現職は大手メーカーの経営管理
(事業サイドの経理で管理会計がメイン)
・転職活動の期間は2020年4月〜7月
・約15社に応募(うち面接に進んだのは5社)
・人材紹介エージェントと転職サイトを併用
・応募した業界は主にIT系・テック系のベンチャーや中堅企業
・応募した職種は経理でないポジションがほとんど(未経験)
・内定はなし、転職活動は中断

転職成功してないんかい(笑)という、
説得力だだ下がりの厳しい状況ですが・・・
言い訳をすると、今の会社でやりたいことが新たにできたので転職活動は中断しています。
これも実際に行動してみたからこそわかったことですよね!(前向き)


では、そろそろ本題の「経理が転職活動をする上で知っておくべきこと3つ」の理由を解説していきます。


①経理をずっと続ける気がないなら早めに社内で異動するべき

挙手

結論から言うと、

未経験の職種への転職、ジョブチェンジはやっぱり大変です。


私の場合は、経理がやりたい訳ではなかったので他の職種(人事、営業など)も応募しました。

しかし、経験者を求めている求人がほとんどです。

営業系の職種なら「法人顧客との折衝経験1年以上」のように。
新卒と違って即戦力を求めているので当たり前ですよね。


もちろん未経験歓迎の求人もありますし、ポテンシャル採用ということで熱意などを見られる場合もあります。

でも、経理以外で「いいな」と思った求人はやはり経験者であることがMUST条件となっていることがほとんどでした。


私もそうだったのですが、総合職で入社し、初期配属がたまたま経理だったという方は多いと思います。

そこで経理の楽しさを知り、「経理の仕事を極めていくんだ」と思っているのなら何の問題もありません。


しかし、もし
✔️なんとなく経理をしている
✔️将来ずっと経理をやるつもりはない
という場合は、

まずは社内での異動を戦略的に行うことを強く強くお勧めします

もしくは、会社とは別のコミュニティや副業で、経理以外の実績を作りこむのもいいかもしれませんね。


②もしベンチャー志望なら財務会計を担当するべき

PC 資料

経理という職種のままベンチャー(※上場間近、上場後)へ転職したい場合は、

財務会計、特に決算の開示業務を今の会社で経験しておくべきです。


理由はシンプルで、多くのベンチャーが経理に求めている項目が

「決算の開示までの一連の作業を行うことができる」ことだからです。


ベンチャーや規模の小さい会社だと、経理の人員はとても少ないです。
そうなると、管理会計のニーズよりも、決算を開示できることのニーズの方が強くなります。

私は事業サイドで管理会計をメインで担当していますが、それよりもコーポレートサイドの経理で決算業務を担当する方が求人のニーズに沿うと思います。

もちろん決算業務以外の経験を評価してくれるベンチャーもありますが、割合として決算業務の経験を求めるベンチャーが多い、という話です。


③もし中堅〜大手志望なら連結会計を担当するべき

財務 数字

経理の職種のまま中堅〜大手企業に転職したい場合は、

比較的いろんな求人があります。


管理会計の経験や税務の経験、プロジェクトマネジメントの経験など、幅広い経験をアピールすることができると思います。


その中でも特に、連結会計、特にグローバル連結会計の経験を求める企業が増えてきているような気がしています。

グローバルな事業を展開する企業が増えているからでしょうか。

グローバル連結なので併せてビジネスレベルの英語力も求めている場合も多いです。


しかし、ベンチャーに比べると経理でも幅広い求人があるので、ベンチャーほどは意識しなくてもいいのかもしれません。

他にもコンサルからはスカウトが非常に多く届きますが、私は受けておらず詳しくは分からないです。


まとめ

スーツ男性 歩く

復習すると、

私が思う「経理が転職活動をする上で知っておくべきこと」は3つです。


①経理をずっと続ける気がないなら早めに社内で異動するべき
②もしベンチャー志望なら財務会計を担当するべき
③もし中堅〜大手志望なら連結会計を担当するべき


経理に限らず言えることですが、

転職活動をする前から戦略的に準備しておくこと
自身にキャリアについて考える機会を持つことは大事ですよね。


みなさんが後悔のないキャリアを歩むことに少しでも役立てれば幸いです。


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