上司必見!心理的安全性を高めるOKコミュニケーション「次どうするスイッチ」をオンにする!
前回は強制で部下を動かす
北風上司ではなく、
部下をやる気にさせる
太陽上司になろう
というお話しでした。
今回は部下がやる気になる
太陽上司がしている心理的安全性の
高め方について、
吉田部長と情熱所長の対話から
教えてもらいましょう。
どんな話になるのでしょうか。
では、物語のはじまりはじまりです。
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吉田部長
情熱所長、おはよう!
さて、前回の続きになるけど
部下がやる気になる太陽上司の
していることは何だったかな?
情熱所長
そうですね!
一つ目が、
心理的安全性のある職場にすること。
二つ目が
目標に意義を持たせることだったと思います。
強いチームは心理的安全性が高い
吉田部長
おお、よく覚えているね。
心理的安全性とは、
恐怖や不安を感じることなく、
自分の意見を伝えられる状態で、
Googleがチームのパフォーマンスを
向上させるマネジメント手法である
と発表したことで話題になったんだ。
情熱所長
そうなんですね。
私たちの職場にも必要なことですね。
吉田部長
そうだね!必要だねー。
強いチームは、
チーム内で思ったことを発言し
自分をさらけ出しても
職場での人間関係を損なうことはない
と思える雰囲気があるんだ。
それが心理的安全性のある職場ということかな。
情熱所長
なるほど、だからGoogleは
どんどん成長したんですね
吉田部長
そうだね。
一人一人が遠慮なく力を発揮できると
凄いことになるね!
情熱所長
心理的安全性のある職場であるために
上司はどんなことをすれば
いいのでしょうか?
『ないない職場』から『あるある職場』へシフト
吉田部長
まず、心理的安全性のない職場のことを
想像してみよう!
こんなことが部下に起きていないかな?
『納得いかない』
『誰にも言えない。聞いてもらえない』
『ミスは許されない』
こんな感じで
『ないない職場』になってしまうと
心理的安全性のある職場では
なくなってしまう。
情熱所長
そうですね。
それでは不安になったりイライラしたり
恐怖を感じたりする職場に
なりそうですね(汗)
吉田部長
だから、『ないない職場』を
『あるある職場』にすればいいんだ!
情熱所長
えっ、『あるある職場』ですか?
どうすればいいのでしょうか?
褒める叱る基準を決める
吉田部長
まず『納得がいかない』を
解消するために、
職場の目標と行動規準を
決めることから始める。
職場の目標や行動規準があれば、
それを守れていなければ
「できていないね!」と叱られても
部下は納得できるだろう。
逆に守れていれば、
上司は「できているね!」と
承認してあげるんだ!
情熱所長
なるほど、基準で褒めたり叱ったり
すればいいわけですね!
観察と声かけで部下の心のブロックを取り除く
吉田部長
次に、
『誰にも言えない、聞いてもらえない』
を解消するには
毎日、挨拶・感謝・労いや雑談をしながら
部下が話しやすい雰囲気を作っていこう!
部下がこの上司には話をしてもいいな
と思えることが大切だ!
情熱所長
そうか、普段から声掛けをしていれば
部下も話しやすいですね!
吉田部長
そう、声掛けするときには、
部下に関心を持つことを
忘れないで欲しい。
具体的には、小さな変化にも
気づいてあげること。
ちょっと変だなと思ったら
「何かあったかな?」と
声掛けをして欲しい。
そうすれば部下は上司がいつも
気にかけてくれていると感じ安心できる。
情熱所長
そうですね。
今までやっていなかったので、
これから部下をもっと観察していきます。
吉田部長
ここでもう一つ
部下が安心するために大切なことがあるんだ。
それは部下が言ってきたことを否定せずにまず、
「そうなんだ!」と受け止めることだ。
情熱所長
そういえば、
部下の言ってきたことを否定しているな(汗)
OKコミュニケーションで次の行動に焦点を当てる
吉田部長
最後に『ミスは許さない』を解消するためには、
チャレンジしたときのミスは叱らないこと。
「ミスはOK!じゃ、次どうする?」
これは【OKコミュニケーション】
といってミスを責めるのではなく、
部下がミスをした経験から教訓を学び、
次はどうするかを考え行動することを
支援する上司のマネジメント方法だ。
情熱所長
OKコミュニケーション、いいですね。
でももしチャレンジしない場合や
ミスから学習しないときは、
どうすればいいのでしょうか?
吉田部長
そのときは、
「それはいけないことだ!君らしくない!」
としっかり叱って欲しい。
情熱所長
そうですね。
そこ大事ですよね。
部下が挑戦しないことを
叱るわけですね。
吉田部長
そうそう。
上司はいつもフェアに目的目標と行動規準、
成長を軸に判断していると部下が思えることが重要だ。
そうすれば、部下は
『言ってもいいんだ』
『聞いてもいいんだ』
『間違ってもいいんだ』
こんな気持ちになれる!
情熱所長
なるほど、
上司はいつもフェアに判断し
行動することが大事なんですね。
そうすれば、心理的安全性のある
職場になっていくことが
わかりました。
今回の質問
【やる気になるために職場に無いものは何ですか?】
まとめ(ポイント)
ミスや失敗は誰にでもあることです。
リーダーのあなたにも。
ミスや失敗を責めても何も変わりません。
大切なことは、ミスや失敗をリカバリーすることです。
そのために「次どうするスイッチ」をオンにして
部下が次の行動を考え実践できるように
サポートしてあげましょう!
次回に続けます!お楽しみ!
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上司と部下が生き生きと活躍できる職場作りを目指しています。いただいたサポート費はさらなるクリエイティブな活動に使わせていただきます。