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上司必見!いまどき部下が動き出す「本当の叱り方」パワハラ防止の本当の目的は?

パワハラ防止の本当の目的は?


パワハラ防止が義務付けされたことによって、多くの上司が部下とのコミュニケーションを取りづらくなったと感じています。
 
例えば、「部下に優しく言っても、改善が見られない!」「部下にガツンと言ってやりたいが、パワハラにならないだろうか?」と部下の指導法について、こんな葛藤を抱えている上司の方が多いはずです。
 
部下が委縮してしまうような指導は当然ご法度ですが、だからと言って上司が必要以上に委縮してしまい、とるべきコミュニケーションをとれなくなっては本末転倒です。
 

パワハラ防止対策の本当の目的は、上司と部下、あるいは職場内の人間関係を良好にして働き甲斐のある職場にすることです。
 
職場内の人間関係が良好になれば、上司も部下も信頼関係で結ばれ一体感を持つことができます。
結果、職場の目標を達成し共に成長していくことができます。
 

何もしないマネジメントからの脱却!

ところが、現状は「〇〇を言ってはいけない!」「〇〇をしてはいけない!」と『関わらいマネジメント』が良しとされている状況です。
 
『関わらないマネジメント』は、結局何もしないマネジメントになってしまいます。
 
これでは、部下は成長することなく自分の存在意義を感じるとことができなくなってしまいます。上司も同様に上司として自分の存在価値を見失ってしまいます。
これでは、組織は目標を達成することができません。
 
違う考え方や能力を持った人間同士が、組織の目標を達成するためには、必ず葛藤や衝突が起きます。その葛藤や衝突を力でねじ伏せたり無視したりすることがパワハラです。
 
一方、上司が部下と積極的に『関わるマネジメント』を行えば、上司と部下の間に生まれる葛藤や衝突を解決することができます。
 

関わるマネジメントをすれば部下は動き出す!


例えば、部下が企画書の期限を守れそうもないとき、どうすれば良いでしょうか。
多くの上司が、「もういい、俺がやる!」上司自身がやってしまうか、「ほかの人にやってもらうよ!」と他のメンバーに頼んでしまう傾向があります。
 
これでは任された部下は成長するどころから、やる気がなくなってしまいます。
期限が守れそうにない状況をつくらないことが大事ですが、(それは別の回にお伝えします)まずは、「何があったのか?」と理由を丁寧に聞くことが重要です。
 
そこから、部下がやることと上司が応援できることを整理して、部下本人にも、次の一手を考えさせることができれば、部下はやる気になり成長することもできます。
 
これから、部下に積極的に『関わるマネジメント』の具体策をお伝えしていきます。
 

今回の質問です!

 
「部下と関わるために何からはじめますか?」
 
次回に続けます!お楽しみ!
 
著書の紹介です。
「部下が変わる本当の叱り方」明日香出版社

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