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情熱所長 「本当の叱り方」Vol.12|現場で働く人たちに目標やルールを浸透させるコツ!?

現場で働く人たちに目標やルールを浸透させるコツ

前回は、部下に目標を浸透させるために、情熱所長は忍耐で質問を繰り返していましたが、
情報収集のためや部下の成長のために質問すると楽しくなることに気づきました。

では、今回のはじまりです。

吉田部長
「情熱所長、部下への質問は上手くいっているかい?」

情熱所長
『そうですね、最初のうちは、上手くいきませんでしたが、
繰り返す内に良い答えが返ってくるようになりました。』

「いいじゃないか、上手くいっているようで!」(笑)

『はい、ありがとうございます。
今度は、現場で働く人達にも、目標やルールを浸透させたいと思っているのですが?』

「そうか、いいね!
1つのいい方法を教えてあげよう!
それは、目標を達成しようとしている人やルールを守っている人を
皆の前で褒めてあげれば良いんだ!」

『みんなの前で褒めてあげるんですか?
え、どんな風にですか?』

「例えば、朝礼でこんな風に伝えてみるといいよ。
“田中さんが、次の工程に入る人がやりやすいように、
綺麗に後片付けをしていました。
私も田中さんを見習い、他人を思いやった行動をしたいと思います“」

『そんな感じで褒めればいいですか!
褒められた人は嬉しいですね!』

「そう、さらに他の人たちも私もやろうという気持ちなるんだ。
朝礼で○○してくださいと指示するよりも、
○○を実践している人を褒める方が現場の人たちは、
それをやろうという気持ちになる。」

『なるほど、目標を達成しようとする人や
ルールを守っている人を褒めるわけですね!』

「ただ、注意してほしいことは、
“田中さんが綺麗に後片付けをしていた。
だから、それを真似しなさい“と言ってしまうことなんだ。」

『ええ、どういうことでしょうか?』

「真似しなさいと言った瞬間から、
それは指示に変わり、働く人たちは義務感を感じてしまう。」

『え、そうなんですか?』(汗)

「現場で働く人たちは、情熱所長が真似しようとする姿勢にやる気を起こす。
命令や指示では、人は心から動こうとしないんだ!」

『いいですね、熱くなってきました。
やってみます!』(笑)

今回の質問です。

~全員の前で現場で働く人を褒めていますか?~

次回に続けます。お楽しみに!(^o^)v

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