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部下が動き出すリーダーの7つのコミュニケーション術とは?六つ目、ほめないといけないのですか?


◆褒めないといけないのか!?


会社から「若手が辞めてしまうので
まず褒めておけ!」と言われたことはありませんか?
 
でも、
『何を褒めたらいいのか?
 褒めることなんかありません!
 むしろ、叱りたいぐらいです」
と惑いや怒りが湧いてくるかもしれせん。
 
ただ、自分に置き換えてみると
褒められると嬉しくなるのではないですか。
例えば、業績が上がったときに
 
「さすがだね」なんて言われると嬉しくなります。
やっぱり自分の努力を「がんばったね!」と
褒めて貰えると嬉しいものです。
 

◆褒めるところがない!



でも、部下の話しになると、
褒めるところが見つからない。
いつもと同じで当たり前にやっている
だから褒めることなど一つもない!と。
 
ただ、リーダーとしてこの状態を放っておいてよいでしょうか。
メンバーも毎日が単調で面白くないだろうし
働きがいがなくなり、やがては辞めていってしまうことに。
 
では、どうやって褒めればいいのか?
 

◆チームのゴールと大切にするものを決めましょう



まずやって欲しいことは、
どんなチームになりたいのかゴールを決めること。
そして、このチームは何を大切にするのか価値観を決めることです。
 
例えば、『うちのチームは
信頼関係、責任、チャレンジ、感謝を大切にしながら
みんなが笑顔で働ける職場にしてチームの目標を達成しよう』
とゴールを決めましょう。
 
そのゴールを達成するために
相応しい行動をしていれば褒めるし
相応しくない行動であれば叱れば良いのです。
 

◆自分基準ではなく部下基準は褒める叱る



そうは言われても、リーダーのあなたには、
部下の行動が褒めるレベルに達していないと
思ってしまうことが多々あると思います。
 
ただ、ここで大切なことは自分基準ではなく
部下のレベルに合った部下基準で考えてあげてください。
 
部下が少しでもできていれば褒めてあげてください。
リーダーのあなたにとって当たり前に思えるようなことでも
部下にとって大きな一歩かもしれません。
はじめは、拡大レンズを通して小さな一歩に気づいてあげましょう。
 
ここが褒めるコツです。
部下がチームのゴール達成や
価値観に相応しい行動をしていたら
どんな小さなことでもいいので
 
「いいね!できているね!」と褒めてあげてください。
部下は、ゴールやチームが大切にすることを思い出すことができます。
 

◆ここがリーダーの重要なスキル



そんなこと気づけませんと思われるリーダーも多いかもしれません。
しかし、この部下に関心を持って観察することがリーダーに必要なスキルです。
このスキルが、職場の雰囲気を明るくし
目標を達成し続けるリーダーのしていることなのです。
 
さらに、結果だけではなく、
その結果が生まれるプロセス、行動や意欲なども含めて観察して
褒めることが重要になります。
 
結果が残念なときでも
「お客様の声をしっかり聞いたね」と
がんばったところを評価してあげれば
次もがんばれることができます。
 

◆ときに叱ることも必要!



逆に結果はでたけれど、
怠慢な態度だったり意欲のない行動だったり
チームの大切なものを損なうようなことがあれば毅然と叱りましょう。
 
褒める叱るは、チームが動くエンジンみたいなものです。
だから、目的目標を達成したいなら
積極的に褒めて叱っていきましょう。
 

◆今回の質問


【あなたのチームは何を大切にしていますか?】
 
次回に続けます!お楽しみ!
 
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