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心が折れないマネジメント術/なぜ1on1ミーティングが必要になったのか?

メールやSNSは、とても便利だけど
何かを失っていないでしょうか。
 
それは、リアルの対話であり
その時に生まれる喜怒哀楽の気持ちや
身体で感じる感覚ではないでしょうか。
 
その気持ちや感覚があるからこそ
つながりを感じお互いをわかり合えるのではないかと思います。
 
私たちが失いつつあるリアルの対話を
取り戻すきっかけとなれば良いかと思い
今回も1on1の必要性をお伝えしていきます。
 
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|便利だけど失っていくもの!?

 


吉田部長
情熱所長、メールやSNSはとっても便利だと思うけど
何か失っている感じがしないかな?
 
情熱所長
えっ、失っているものですか?
なんだろう???
 
吉田部長
それはリアルの対話じゃないかな。
最近、部下の話をちゃんと聞いているかな?
 
情熱所長
そういえば、何でもメールやチャットで済ませてしまっていますね。
部下の話をちゃんと聞いていないかもしれません。
 

|なぜ、伝えても伝わらないのか?

 


吉田部長
そうなると、どんなことが起きると思う?
 
情熱所長
なんだろう、でもそう言えば
メールで伝えたことがちゃんと伝わっていなくて
業者への手配ミスなどがあり工事がストップしたことがありました。
 
吉田部長
そうか、そんなことがあったのか。
メールだけだと情報が伝わらない例かもしれないね。
なぜ、伝えても伝わらないのだろうか?
 
情熱所長
メールだけだと、伝えた内容が一方通行になってしまい
こちらが伝えたい内容と部下が受け取った内容に食い違いが生まれてしまったかもしれません。
 
部下がどう受け取ったのかを確認する必要があったかと思います。
 
吉田部長
確かにそれもあると思うが、
私はそれ以外に対話の機会が少なくなることで
部下の話を聞くことがなくなっていることに問題があるのだと思う。
 

|話を聞いてくれる人がいると安心できる


 
情熱所長
そうですね、部下の話をちゃんと聞く機会がなくなっていますね。
上司からの伝えることばかりになり
コミュニケーションが一方通行になっていますね。
 
吉田部長
部下も“話したいこと”があるかもしれないし
話しをして“自分の大変さ”をわかってもらいたいのかもしれない。
 
情熱所長
確かに、部下の話したいことを聞いていないかもしれません。
 
吉田部長
話しをちゃんと聞いてくれる人がいると思えるだけで安心できるものだ。
情熱所長もそんな経験はないかな?
 
情熱所長
私の場合は、吉田部長が私の考えを否定せずに受け止めくれるので安心できます(笑)
 

|声掛けできていますか?


 
吉田部長
対話が減ることで、部下への関心が薄れて
大丈夫?とか何かあった?
こんな声掛けも減ってきていないだろうか?
 
情熱所長
そうですね。普段のコミュニケーションも減っている気がします。
だから、部下も話をする機会が少なくなり
上司も部下の話しを聞く機会が少なくなっているのか。
 
吉田部長
たとえ答えがでなくても話を聞いて一緒に考えることで
この人はわかってくれているという感覚が部下に生まれる。
だから、安心できる。
 
メールやSNSでは、それは難しいと思う。
誤解が生まれお互いに不安になるばかりだ。
 
情熱所長
なるほど、話を聞くことによって
たとえ答えがでなくても部下は安心していくんですね
 

|対話に慣れていない時代



吉田部長
そうなんだ。かと言ってすぐに対話をはじめようとしても
なかなか上手くいかないのが現状。
デジタル時代の影響はかなり大きいね。
 
情熱所長
そうですね。いきなり対話をしなさいといわれても
上手くいかないかもしれません。
 
 
吉田部長
そうなんだ。対話に慣れていない状態では
けんかして、傷つけ合うだけになってしまう。
 
情熱所長
そうですねー!
どう話し掛けてよいか、どう受け止めたらよいか
わからなければ、対話も上手くいきそうもありませんね。
 
吉田部長
だから、対話のスキルを使った1on1ミーティングが必要なんだ。
次回からそのスキルを紹介していくね!
 
|今回の質問
 
【部下のわかって欲しいことは、どんなことでしょうか?】
 
次回に続けます!お楽しみ!
 


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