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部下の自主性を引き上げる「1on1」の極意~部下に『変化』を起こすために必要なもの~ 情熱所長シリーズVol.66

こんにちは!
人と組織を咲かせる人財育成コンサルタント
吉田裕児です。
 
1on1(部下の対話)を進めるとき、部下が混乱しているなと感じるときはないでしょうか。
部下が混乱してしまうと、目標達成に向けた部下の行動変革が難しくなってしまいます。
 
今回は、混乱せず部下が思考を整理して、目標達成までの行動変革ができるようになるための「1on1」の考え方について、吉田部長と情熱所長の対話から教えて貰いましょう。
 
※前回の記事
『部下の自主性を引き上げる1on1の極意
~自分を成長させようとする力をアップする~』

それでは、はじまりです!
 

上手くいく1on1の鍵

吉田部長
ここまで、部下の自主性の状態に合わせた1on1の進め方を紹介したけれど、1on1(部下との対話)で鍵を握るものは何だと思う?
 
情熱所長
鍵ですかー。そうですね。
部下の変化ですかね。
結局、部下が目標達成に向けて相応しい行動をしてくれるようになることが大事だと思います。
 
吉田部長
そう、いいじゃないか。
そもそも1on1は部下に行動の『変化』が起きることが目的だよね。
だから、行動の『変化』が起きるように1on1を進める必要がある。
だとすれば、その『変化』が起きるために何が必要だと思う?
 
情熱所長
うーん、『変化』が起きるために必要なことですか?(汗)
そうですねー。
 
変化するためには、自分を取り巻く状況を知ることや自分自身を知ることが大切ではないでしょうか。
 

変化は現状を知らない限り起こらない



吉田部長
いいね!現状を知ることが大事だね。
今の状況、考えていること(思考)やどんな気持ちなのか整理できることが鍵だ。
 
情熱所長
そうかー。部下を取り巻く状況とか、考えていること、自分の気持ちを整理してあげることが鍵になるのか。
 
吉田部長
そう、部下も自分の頭の中を整理できれば、自分を俯瞰できる。
もう一人の自分から自分を見る感じだね。
これはメタ認知とも呼ばれている。
 
情熱所長
なるほど、これまでは部下の頭の中を整理してあげることを意識していませんでした(汗)
頭の中を整理することができれば、部下も冷静に考えることができますね。
 

行動変革は、まず自分自身の整理から

吉田部長
だから、まず部下の状況、考え、気持ちを整理してあげることを意識しよう。
そこから、チームの目標や部下自身の成長ゴールに向けて、どんなことをすれば良いのか(行動変革)考えられるようにしてあげると、良いアイデアが思い付くのではないかな。
 
情熱所長
そうですね。ここは本当に重要なポイントですね。
これまで、変化を起こさせることばかりに意識が向いて、部下を混乱させていた気がします。
 
これからは、部下が変化するために、まず自分自身を整理できるように1on1を進めていきます。
 
吉田部長
次回は、部下が自分自身を整理できるための1on1の進め方を復習してみよう!
 

それでは、今回の質問です。

 
「部下が変化を起こすために、必要なことは何でしょうか?」
 
次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v
 
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