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新米ダディの子育て日記

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つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
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#子育て

もうすぐ5歳の息子に「どうせぼくはだめなんでしょ」と言わせてしまった夜に

次男の櫂の成長が目覚ましい。 そして、ますます強くたくましくなってきた。 その結果、3歳上のお兄ちゃんであろうと果敢に攻撃を仕掛けていく。 ぼくの膝の上で、一緒に図鑑を眺めている櫂。 図鑑のARに興味を持ったつむぎが近づいてくる。 つむぎに対して、櫂は高く掲げた手を振り下ろす。 バシバシッ! 「今はぼくが見ているんだから来ないで!」と言わんばかりの攻撃だ。 もちろん、つむぎは嫌がる。 そんな2人を眺めて「たぶん、櫂がこうやるのは、日頃つむぎが同じことを櫂に対してやって

我が家の塗り絵クライシス

少し頻度が落ちてきた気もするが、つむぎは相変わらず塗り絵好きだ。 YouTubeやNetflixから自分が色を塗りたいキャラクターを見つけては、「あれ印刷して」「これの塗り絵したい」となる。 何度も繰り返されるこのやり取りの末、もうネット上で簡単に見つかる塗り絵に向いた線画などなくなってしまった。 「ジェットジャガーの塗り絵したい!」 「うーん、調べてみたけど、あんまりないよ」 僕からスマホを奪い取って画像検索するつむぎ。 「もう自分で描いたら?」 「だでぃが描いて」

子育てはサッカーに通ずる

つむぎと櫂を連れて、街の遊び場へ。幸枝さんは差し迫った仕事があるので、近くのワーキングスペースに向かう。 つまり、フィールドに放たれたのは、体力満点フォワードのつむぎと動きが読めないジョーカー的存在の櫂、そしてそれに相対するディフェンダーのぼくだ。 試合開始。 つむぎと櫂は早速、それぞれが思う方向に遊びに向かっていく。2人仲良く同じ場所で遊ぶ、ということはほぼない。 こういう場合、第一にマークするのは、何をしでかすか分からないジョーカーの方だ。すぐに手を伸ばせる位置を

1歳の息子とのぎりぎりの駆け引き

締切が近く、午前中から外で作業していた幸枝さんは、午後から北見でのセミナーに参加することになった。 今日は櫂の預かりがない日。 父と息子の一対一の真剣勝負だ。 午前中、まずは、櫂が疲れて眠くなってくるまで一緒に遊ぶ。櫂が好きなものは音の鳴る絵本。特に猫の「にゃー」という鳴き声がお気に入りだ。最近はボール遊びにも興味を持ち始めている。 ぼくもいくつか進めたい仕事を抱えているので、なるべく早く体力を使わせてお昼寝に持ち込みたい。 午前中は眠りに誘うことに失敗した。しかし

櫂、完全に立てるようになる

午前の作業を終えて、昼食後。キッチンで食器を片付けているぼくと幸枝さん。 ふとリビングの方に振り返ると。 櫂、立ってる! 満面の笑みでしっかりと立っている櫂。ふらつきもせず安定感もバッチリ。日々、階段上り下り、机の上り下り、だでぃ上り下りで鍛えていた足腰の力を遺憾なく発揮して、堂々たる立ちっぷり。 少しずつ腰を落とし始める櫂。 座るかな?と思ったら、またスクッと立ち上がる。スクワットもできるようになっている! その後、立ったままでの拍手も披露して、ニコニコ櫂の立ち

イノシシときどき天使の3歳男児と向き合うLifeHack

我が家の王子様こと、つむぎさん、3歳。 4月10日から幼稚園バスに乗って、毎朝8時前に元気に登園している。幼稚園バスに乗るのは楽しいらしく、送り迎えをしていた頃と違って全くぐずることなくニコニコ家を出る。園バス、最高だ。 預かり保育までお願いしているので、お迎えの時間は車でお迎え。そのときも元気に帰ってくるので、きっと園は楽しいのだろう。 そして、帰宅後。ぼくと幸枝さんが忙しくなる時間だ。王子様は機嫌がいいときは天使のようだが、疲れていたり、お腹が空いていたりするとイノ

noteを見れば、いつだってタイムスリップできる

つむぎの美幌での幼稚園が決まった。八戸に行く前に通っていた幼稚園に戻れることになった。あぁ、よかった。 幼稚園の説明会参加に向けて、調査票を書き始める。普段こういうことは幸枝さんにお願いしていたので、いざ、ぼくが書くとなるとなかなか難しい。 出産の時期、これは予定日より遅れたな。出産時体重は、うーん、どうだったけな。乳幼児健診は受けてるよなぁ。予防接種は・・・、母子手帳の写真を送ってもらうか・・・。 「ふぅ」 よし、つぎは。離乳のタイミング、歩行時期、言葉を使いはじめ

ポロムとパロムと妻とぼく

「たくちゃん、今日つむ送っていったあと、そのまま外で仕事してきていいよ」 「え、まじで、大丈夫?昼休めなくなるよ?」 「だって家にいると仕事進まないでしょ?」 突然訪れた、仕事チャンス。確かにこのところ、あまり進んでいなかった。生後一ヶ月の次男の櫂の面倒を見たり、かわいい姪っ子の相手をしたり、家にいると集中できる時間は短い。なんならそれを理由に自分に甘くなっているぼくもいる。 しかし、いざ妻に、「仕事に集中してきていいよ」と言われるとなんだか少し緊張してくる。3時間おきの

子育て中の、時間の需給バランス

長男のつむぎは風邪をぶり返すこともなく、無事に回復し保育園へ。そして、次男の櫂は午後から一ヶ月検診で、妻と一緒に病院。 病院に送り届けたのが1時、つむぎのお迎えは3時半。久しぶりに訪れたぼくひとりの時間だ。 パソコンと本をかばんに詰めて、病院近くのスターバックスに入る。今日は普通のコーヒーではなくキャラメルマキアートを注文。ぼくにとってはささやかな贅沢だ。 とりあえず、パソコンを開くでもなくスマホを片手にキャラメルマキアートを飲みながらダラダラ。飲み終えたら仕事に取り掛

親業はペイフォワード

親っていうのは、ペイフォワードなんだと思うことにした。 出産で妻が入院して6日目の夜、3歳の息子、つむぎと過ごすのはやはりかなり大変。ママがいないことで機嫌が悪いのがベースで推移しているので、本当に困ってしまうことばかり。 危ないことをしていて、「つむ、やめなさい。だめだよ」と言うと。 「だでぃ、あっち行って」となる。あっちに行っていると、目の届かないところで危ないいたずらをしている。 ママがいなくてさみしいんだろうと思って、あれこれとつむぎの希望を叶えていても、「そん

ストーブ炊いたリビングにかき氷シーズン到来?

久しぶりに晴れ間が見えるも、やっぱり寒い。最低気温5℃、最高気温10℃。家の中ではストーブがごおごおと燃えている。 元気いっぱいでこども園から帰ってきたつむぎ。 「かきごおりー!」 外の寒さもなんのその、かき氷をご所望のつむぎ。 そんな息子の姿を予期したからか、自分が食べたかったからか、冷蔵庫にはすでにシロップをストックしてある。もちろん、美幌に来てからハマっている中村商店のCaptainシロップだ。 「ぼくがやる!」 相変わらず自分でつくりたがるつむぎ。去年と比べ

とんで、まわって、わたって、トレーニングする2歳の息子

寒い。6月になるのに、まさかの最高気温7℃。さすが北海道。 今週末のつむぎ。2日連続で網走の道立公園内にあるコロコロ広場へ向かう。 到着したら、まずはブリオ。木でできた電車のおもちゃはつむぎのお気に入りだ。ひとしきり遊んだあとは身体を目一杯使って運動を始める。 コロナの影響で、ボールがないボールプールの島から島へと、ジャンプジャンプ。 ボヨンボヨンと弾むマットの上を、端から端までぐるぐる前転。 ロープでできた吊橋を、そろーりそろりとゆっくりわたる。 軽快に動き回る

iPad離れとレゴの飛行機

つむぎはiPadが大好きだ。ことあるごとにiPadを持ち出し、You Tubeを見てみたり、幼児用のゲームをやってみたり。食事中のつむぎの前はiPadの定位置となっていた。 iPadはぼくらにとってもちょうどよかった。テレビだと、つむぎでは操作がよくわからないことがたくさんあり「あれやって」「それみたい」「ちがうぅ!」と、指令に沿って親が動く必要がある。 一方iPadは、ほとんど何も教えなくても、二歳児が直感的に動かせるようになっている。さすが世界のAppleだ。 なの

友だちがいるととても嬉しいつむぎとだでぃ

週末はもちろん美幌駅のきてらすへ。ベテラン修行僧の様にルーティンを崩さないつむぎさん。 きてらすにつくと、受付のおばさんに挨拶をして、体温を測ってもらって、手にアルコールをシュッとしてもらって、ジャンバーを脱いで、靴下を脱いで、「それいけー」と駆け出していく。その裏でぼくらは、つむぎの靴を片付け、入場の記録に記載する。 「キャーキャー」と楽しそうなつむぎの声が聞こえる。 遊具の二階部分でバタバタと走り回るちびっこふたりの姿。つむぎの前を走る男の子はこども園で同じクラスの