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先行研究で「何が明らかにされて、明らかにされていないのか」調べよう


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 卒論・修士論文テーマ決めで最も重要なのは「先行事例を調べる」ことです。先行研究で「何が明らかにされて、何が明らかにされていないのか」調べましょう。

 その時に使えるのがGoogle ScholarやCiNiiなど論文が掲載されたサイトです。

参考文献/先行研究の探し方:CiNii・Google Scholar・J-STAGEで探す

 作者は参考文献/先行研究はCiNii・Google Scholar・J-STAGEなどで探します。

1 先ずCiNiiで探そう

 CiNii(https://cir.nii.ac.jp/)とは、学協会誌・大学研究紀要・国立国会図書館の雑誌記事索引データベースなど、学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービスです。

 日本語の雑誌論文を幅広く探すことができます。

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2 次にGoogle Scholarで探す

 Google Scholar(https://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja)は、学術専門誌、論文、書籍、要約など、さまざまな分野の学術資料を検索できるサービスです。

 CiNiiやJ-STAGEなど論文が掲載されたサイトの情報を横断的に検索できるのが特徴です。Googleが提供しているサービスなので、使いやすさもポイントです。

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3  J-STAGEで探す

  J-STAGE(https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja)とは、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が運営する電子ジャーナルプラットフォームです。

 日本から発表される科学技術(人文科学・社会科学を含む)情報の流通と国際情報発信力の強化、オープンアクセスの推進を目指して、学協会や研究機関等における科学技術刊行物を公開しています。

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4 OPACで探す

  OPAC(オーパック)とは、蔵書検索システム(Online Public Access Catalog)の略称です。

 図書や雑誌のタイトル、著者名、出版社、出版年 どの情報を登録し、検索できるようにしたものです。図書館に置いてあるパソコンから使うことができます。

  他にも文献を探す方法として、「国立国会図書館リサーチナビ」(https://rnavi.ndl.go.jp/jp/index.html)などがあります。

論文は「Ctrl+F」で自分検索したいワードに沿って読もう

 論文を書いている時は英語の論文をPDFで大量に読むことが多かったです。PDFで読むとポイントを掴むのが余計楽です。

 貴方が特定のテーマで本を沢山読まなければならなくなりました。

 例えば「アメリカの法律」だとしましょう。「アメリカの法律」に関するいくつかの論文を得ました。

 PDF上でCtrl+F(キーワード検索)を押し、「アメリカの法律」と打ち込んでください。

 そうするとアメリカの法律と書かれた文章がいくつかマッチされます。「重要な事はキーワードが書かれている前後の文章に書かれている」、これ現代文の読解の基本です。

 マッチした文章の前後を捉えるだけでそのキーワードに関して重要なエッセンスだけ掴むことが出来ます。

「高速で論文がバリバリ読める」落合先生のフォーマットが凄い

 こちらは有名なはてなブログエントリより。

【引用元】書架とラフレンツェ「高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ」

https://lafrenze.hatenablog.com/entry/2015/08/04/120205

 以下に紹介するものは落合陽一先生が「先端技術とメディア表現1 #FTMA15」 (https://www.slideshare.net/Ochyai/1-ftma15)のスライド65枚目で紹介していた論文まとめのフォーマットです(正直落合先生のslideshare見れるだけで幸せ)。

 以下のような構成になっています。

どんなもの?
先行研究と比べてどこがすごい?
技術や手法のキモはどこ?
どうやって有効だと検証した?
議論はある?
次に読むべき論文は?


 このフォーマットに従って問いを埋めていくだけで、論文ひとつの内容をA4半分~1枚に圧縮できます。

まとめ

1 先行研究で「何が明らかにされて、何が明らかにされていないのか」調べよう
2 参考文献/先行研究の探し方:CiNii・Google Scholar・J-STAGEなどで探す
3 論文は「Ctrl+F」で自分検索したいワードに沿って読もう
4 「高速で論文がバリバリ読める」落合先生のフォーマットが凄い

 お役に立てれば幸いです!

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