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「てにをは」を間違えると文章が死ぬ

正しい文法が使われているか?

  文法で気を付けたいのは「てにをは」ぐらいだと思います。

「てにをは」を間違えると非常にダサいです

 しかし、「てにをは」を間違えると非常にダサいです。
 「てにをは」の間違いが気になって、文章の中身が入ってこないのです。つまり、貴方の文章は一字間違えただけで死ぬのです。

必要最小限の文法を学ぼう


 ただし、「勉強は苦手……」と構える必要はありません。助詞、助動詞、副詞、形容詞、形容動詞などなど、それらをこと細かに覚える必要はありません。
 「文章の読みやすさ」に基点をおいて、必要最小限の文法を学びましょう。

編集の文法1 言葉と言葉は正しくつなげる

NG 事前にインターネットで検索すれば、実際の広さや、清潔さが知ることできる。
OK 事前にインターネットで検索すれば、実際の広さや、清潔さ知ることができる。

解説

 文章を書くときには、いわゆる学校で習う「文法」の助詞(てにをは)が正しく使われているかに注意しましょう。
 「言葉と言葉をつなぐ役割をしているもの」が助詞です。例文を見てみましょう。
 NG例文の「清潔さ」と「知る」という単語をつないでいる「が」は、誤りです。正解は「を」になります。
 話し言葉(口語体)だと、例文のように話しても聞き手が助詞を正しく変換し、意味が通じるケースがほとんどです。
 しかし、文章上で「てにをは」を間違ってしまうと、読みにくくなってしまううえに、書き手への信頼が下がってしまいます。

編集の文法2 主語と述語は近くにおく

NG 総務省では、タブレットPCを用いた最先端のアクティブ・ラーニングの擬似授業、消火器や応急担架への挑戦、ミニ消防服を着ての記念撮影、小型ロボットの実演、3D体験など、子どもの見たい・知りたいが詰まったイベントを開催します。
OK 総務省では、子どもの見たい・知りたいが詰まったイベントを開催します。たとえば、タブレットPCを用いた最先端のアクティブ・ラーニングの擬似授業、消火器や応急担架への挑戦、ミニ消防服を着ての記念撮影、小型ロボットの実演、3D体験などです。

解説

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