吉田隆博 / 芝田町画廊

大阪梅田の芝田町画廊。ここ大阪の地よりアートを発信します! 2010年秋、いきなりアー…

吉田隆博 / 芝田町画廊

大阪梅田の芝田町画廊。ここ大阪の地よりアートを発信します! 2010年秋、いきなりアートの世界へ飛び込む。 各種公募展や企画展、若手応援・発掘プロジェクトにて作家さんを応援していきます!

最近の記事

Challenge to abstract expression. ー抽象表現への挑戦ー vol.2

抽象画は分からないと感じている人は多い。 だが綺麗な青空や夕焼けを見て、なぜ綺麗と感じるか分かるだろうか? 分からないけど感じているはずです。 見たままに感じていただけたら結構です。 もし興味をもっていただけたなら、今回の展示をした甲斐があります。 そして、 どうして作家がこのような表現をしているのか、 何故興味を惹かれるのか、 理解したくなった方は、是非一度美術史を学習してみられることをお勧めします。 空の綺麗さに意味は無いけれど、絵には何かしらの意味があるはずです。

    • 落ちた···

      ART OSAKAの選考に落ちました。 ART FAIR ASIA FUKUOKAに次いで、今回もダメでした。 まだまだ力不足なんだなぁと実感しました。 現代アートに特化したギャラリーでも無く、まだ実績の少ない若手を中心に扱っているので、当然といえば当然なんですが。 悔しいのは、悔しいですね。 どうしても出したかったという訳では無かったんですが、作家さんたちをその舞台に上げてどう評価されるのか、を見たかったというのが正直なところです。 あまりアートマーケットを意識して

      • ちょっと休みます。

        今の「Currently art 展 2024」が終わったら、2月5日~2月22日の間、休廊とさせていただきます。 ちょっと長めの休みになります。 普段は、空いてる会期は半年くらい前には何か企画を考えて埋めたりするんですが、ちょうど半年前くらいは全然考える余裕が無くて、ほったらかしてました。 それに、今年はあまり無理して埋めるのを止めようと思ってます。 年末年始にいろいろあって、冬季休廊中にやろうと思ってたことが全然出来なかったので、この機会にやりたいと思ってます。 後

        • 私はディレクター??

          今年、大阪のアートフェア「ART OSAKA」に初めて応募してみました。 出せるかどうかの結果はまだですが。 初の応募ということで、ギャラリーのコンセプトやディレクター歴などの提出がありました。 自分のディレクター歴について、あらためて考えてみました。 考えてみると、私自身はあまりディレクションしてる意識は無かったなと思います。 自分の意識的には、プロデュサー、マネージャー、広報をやっている感覚です。 あんまりディレクターやキュレーター的なことはやってこなかったです

        Challenge to abstract expression. ー抽象表現への挑戦ー vol.2

          どうする吉田

          公募展をもっとやって欲しいと要望もいただくんですが、正直どうすればいいのか分からなくなっています。 面白い企画も思いつかないし、ほとんどやり尽くされてる感があって、同じようなものをやるモチベーションもあまり無い。 公募展をやる事自体は、新しい作品や作家さんと出会えるのでいいんですが、どんな公募展をやるかが悩みです。 画廊にも作家さんにもメリットがあって、出して良かったと思ってもらえるような公募展。 コンペ形式を辞めたけど、それも良かったのかどうか・・・ 吉田杯をまた

          これからについてちょっと

          先月の10月で、芝田町画廊は丸13年が経ちました。 手探り状態で始まった画廊運営ですが、皆さまのお蔭で何とかここまで続けてこれてます。 最初は貸し画廊としてスタートしたので、特に何をやりたいとか、どうしたいとか無かったんです。 ただただ借りた方に良い展示をして欲しいというだけでした。 そこから、徐々に企画をやりだして、年々企画が増えるにつれ、良い展示をすることはもちろんですが、作家さんに対しての責任も生まれてきましたし、もっと良い画廊にしたいとの欲も出てきました。 画

          これからについてちょっと

          何かを残す?!

          そういえば先月59歳になりました。来年は60歳還暦です。 もう人生の3/4ほどを生きてきた訳です。 私の父は55歳で定年退職して、現在89歳まで年金だけで暮らしてきました。父の世代は、贅沢しなければ十分な年金がもらえてます。それに田舎なので普通にやっていけます。 私はそういう訳にもいかないので何歳まで働くかは分かりませんが、 仕事が無かったら何するんだろう、どうするんだろう、というのは考えます。 最近はふと、自分は何を残して来たんだろう。何を残せるんだろう。 と考えるよ

          Petit galleryについて

          2020年9月より始めたPetit gallery。 当初は貸しと常設用のスペースとしてスタートしました。 しかし、1年くらいたっても貸しの申込みは1人だけでした。 あんまり宣伝もしてませんでしたが・・・ それで、基本は常設展、時々企画展をすることになりました。 最近は常設展もあまりやらなくなってしまいました・・・。 それは、物を置いておいたり、ちょっとした作業をするスペースが欲しくて、Petit galleryをそのために使っていたからです。 それで、10月27日か

          10月以降の価格設定についてのお願い

          まだまだ暑い日が続きますが、皆さんお元気でしょうか? 今回は、10月からインボイスが始まる予定ですので、価格設定などについてのお願いがあります。 今まで弊画廊では税込価格ですべて計算していたのですが、インボイスが始まると、本体価格・消費税額・税込金額が必要です。 その際、価格設定によっては、数字が細かくなって、今までより時間がかかったり計算ミスが考えられます。 例えば、税込16,000円で設定してたものは、本体価格14,546円+消費税額1,454円となります。 税込50

          10月以降の価格設定についてのお願い

          梅田0号展2023

          初めて「梅田0号展」をやったのが2014年。 その頃は、検索したら0号だけの展覧会は、 東京で1軒だけやられてるギャラリーがあって、 その他は全然聞かなかった。 サムホール展は多かったかなぁ。 ここ数年で0号展がめちゃくちゃ増えているので、うちがやり続けるのに特に意味が無くなってきたかなぁ~などと考えたり・・・ 0号展も今年で10回目。ひとつの節目ではあります。 私自身が同じ企画ずっとやってると飽きてきます。 そう言ってても、人気企画なので続けるかも知れませんが、 今

          9月に公募展します。

          9月のアートフェアアジア福岡に応募してたんですが、落ちてしまったので、空いた会期に公募展をする事にしました。 昨年で、賞を決めるコンペは止めたので、どういう形にするか悩みましたが、普通に公募します。 賞を出さないので、その分出展料は最小限にさせてもらいました。 最初は「○○戯画」と何か具体的なテーマを決めようかとも思ったんですが、もっと自由な表現をしてほしくて、単に「戯画」展としました。 新たな出会いも楽しみですが、数度応募してくれてる方も、以前とはまた違った観点や上

          ネット・ギャラリー再開?!

          今年に入って、一旦ネット・ギャラリーでの展示作品の公開は止めていました。 暫く様子をみていたんですが、いくらか再開しようと思います。 まだ2ヶ月しか経ってなのに何なんですが。「思い立ったが吉日」で。 まだまだコロナ前と比べると来客が少ないので、やはり沢山の方に作品を見ていただける方がいいかなぁと思いまして。 とりあえずは10日会期の時だけになると思います。 5日会期だと公開するのが1~2日間だけになってしまうので、その場合は最近やってるようにSNSへのアップで見ていただけ

          ネット・ギャラリー再開?!

          今年に向けて

          明けましておめでとうございます! なかなかnoteでの投稿は滞りがちですが、本年もよろしくお願いいたします。 今日から新年一発目の展示が始まりました。 年が明けて、まずネット・ギャラリーを一旦止めることにしました。 通販の対応はしますが、出展作品をホームページにアップすることは止めにします。 転売ヤー対策も含めて、やはり出来るだけ実際に作品を見て買っていただきたいと思います。 ただ、どうしても遠方の方など来廊が難しい方もおられるので、通販の対応は続けます。 賞を出すコン

          ラスト・コンペ

          「吉田杯 小作品コンテスト 2022」真っ最中ですが、前からちょくちょく言ってた通り、コンペ形式での公募展は、今回で一旦止めたいと思います。 お客様の投票による賞決めがどうもしっくりこずに、自分で決める形にして数回やってきましたが、毎回苦しいのと、賞を取ったから良い作品、取らなかったから良くない作品という訳でもないし・・・。 自分の中でも色々と葛藤があって、毎年止めよう止めようと思っていました。 でも出したいという方がいたので、止められずにここまで来てました。 あと、コロ

          また転売問題。

          また、うちで購入された作品がヤフオクで転売されました。 今回は 〇 garallyのO氏ではありませんので、あしからず。 作家さんの知り合いが見つけて連絡が来たそうです。 購入後、1カ月余りで、倍以上の価格で落札されていました。 このご購入者様とは購入時から幾度となくメールでのやり取りは有りました。 大変丁寧で、作家へのリスペクトも感じました。 ここ最近のアートバブルでコレクターになった、にわかコレクターさんかなという感じですが。 今回の転売についても、特に悪びれたと

          考え時

          先日、初めて中国人のライブコマースで販売をする若者が来ました。 最近多い、スマホで生中継しながら、中国に居る人たちから注文を取って、買取代行のようなことをしている人たちです。 百貨店やイベント会場ではよく目にしていましたが、とうとうこんなとこにまで来るようになったのかという感じです。 全く日本語が出来ない人でしたが、スマホの翻訳機能で、「撮影していいですか?」「中継していいですか?」などと聞いてきました。 一応許可はしたのですが、あまり売りたくなかったので、「1点づつの