ヨシアキ

写真とセレッソが好きな6歳児の父

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最近の記事

写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?

ワタナベアニさんの「写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?」に参加した。 梅田に向かう車内でちょうど読んでいたスライド理論について、三砂さんが冒頭にご質問をしてくれたおかげで、アニさんの話を聞くことができて嬉しかった。 イベント中にずっと考えていたのがお話の中で出た「写真は暴力にもなる」「知っている人も知らない人もみんな一緒」という言葉だ。 相手が喜んでくれるような写真を撮りたいと思っていても、相手が望んでいなければ暴力になる。好きな人にしかカメラは向けないんだけど

    • 藤井さん家がなくなった

      「あんた、それ誰が切ってるの」 「お母さんです」 「下手やなぁ、虎刈りや、ハハハハ!」 母を馬鹿にされて嫌だった。 楽しく遊んでいる子供にわざわざ嫌な事を言いにくることも、いつもの高笑いも嫌だった。 周りに優しい人が多かったから、物言いのキツい人が苦手だった。この頃は大人はいい人しかいないと思っていたから、こういう人に出会うと戸惑うことが多かった。 --- 「おはようございます」 「あぁ、」 挨拶をしても、大した返事はこなかった。 藤井さん家は集団登校で集まる場所

      • 写真は人生を豊かにしてくれる。

        2023年はTwitterやnoteでいい写真をたくさん見るようになった。 幡野広志さんが写真のハードルを下げてくれたおかげで写真を撮る人が増えたからだと思っている。 いい写真を見ると嬉しくなる。感動するし、僕も撮りたくなる。写真を通じてお会いできた方も何人かいる。大人になって趣味でつながるこんな嬉しい連鎖があるだろうか。 写真を撮り始めて良かった。 2024年1月21日「いい写真は誰でも撮れるその2」に参加した。 前回が2023年2月だったので約1年で2回目を受けられて

        • 富士さんは翌年富士山になった

          2年連続で山中湖に行った。 オープンと同時に入店するために最初にさわやかに寄る。さわやかの待ち時間はすごい。ここで待つことは旅行計画上許してもらえないので、とにかく朝を早く出た。 そのまま富士サファリパークに向かった。お昼に着けばイヌの館、ネコの館に間に合うことを前回の旅で知った。娘が飛び跳ねて喜んでいる姿を見て運転の疲れが取れていく。 山中湖に着いたのは出発して13時間を過ぎたころだった。ホテルのベッドを楽しみにしていた娘はこの日一番のはしゃぎっぷりを見せてくれた。子ど

        写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?

          2023→2024

          1月 仙台で旅行者らしく牛タンを食べた。 2月 東京で幡野さんのWSに参加した。 3月 娘が幼稚園を卒園した。 4月 娘が小学校に入学した。 5月 はやり病でホテル療養をした。 6月 ホタルを見に行った。 7月 海水浴、お祭り、花火で夏を満喫。 8月 高知に帰省した。 9月 メダカを飼った。 10月 ハロウィンをした。 11月 Bリーグを初めて見た。 12月 21年勤めた会社を退社した。 今年は毎日カメラを持っていた。通勤途中にも撮るし、毎週末には何かしら

          謙虚を知り、感謝を知った1カ月

          2002年春。 サッカーW杯が自国開催されて周囲はもとより僕も浮かれていた。 チュニジア戦。森島選手がホーム長居でゴールを決めた実況を、入社したばかりの社内に流れるラジオで聴いたことを今でも鮮明に覚えている。 この大会で準優勝をしたドイツに日本代表が勝つほどの時間が流れた。 先日、21年勤めた会社を退社した。 建築士になり、妻と出会い、結婚して家庭を持ち、娘が産まれ家族になり、家を建て、独立して会社を持つ。 ここだけ切り取ると順風満帆のようだがそんな訳はない。いかにもT

          謙虚を知り、感謝を知った1カ月

          8月の成長

          8月が終わった。 娘が小学生になって初めての夏休みは、親離れの瞬間をたくさん感じた。 仲の良い友達の家に一人で行った。 ココアが美味しかったからぼくと妻にもいれてくれた。 歯磨きを自分でやるようになった。 マニキュアの真似をしてオシャレを楽しんでいた。 旅行に持って行く荷物を自分で選んだ。 ありがたいことに、娘にはひいばあばがいる。 92歳になる妻の祖母だ。 今年は妻の妹家族も誘って高知県にある家に泊まらせてもらった。 妻の妹夫婦には11歳の男の子と7歳の女の子がいて、

          8月の成長

          「幸せ」は気付いた時に感じれば良い

          タモリさんがオールナイトニッポンで語っていた言葉が印象に残っている。 --- 流行病の感染を疑って、祖母が住んでいた家で隔離生活を始めた日に懐かしい写真を発見した。 そこには満面の笑みで写真に映る家族旅行中の僕がいた。 写真の日付は2008年5月4日。 当時28歳手前の男が家族で地獄めぐり(別府)をして何がそんなに嬉しいんだと笑われるほど笑っている。 地獄めぐりでとにかく楽しんでいた唯一の家族だったんじゃないだろうか。他にもみんなで笑っている写真がたくさん残っていて

          「幸せ」は気付いた時に感じれば良い

          PANDA EXPRESSの記憶

          池田さんと、のりみさんのツイートでPANDA EXPRESSが日本にある事を知った。 --- 今から23年前の2000年。 初めての海外にドキドキしながら目的地のバンクーバーに向かう際に乗り継ぎでシアトルに着いた。 次の飛行機まで5時間ある。お腹が空いて何か食べたいけど英語もよく分からないから見た目で選べるPANDA EXPRESSに入った。 あれこれ頼んでレジでクレジットカードを渡すと 『なにこれ?こんなの使えないよ。』と ショックな一言が飛んでくる。 これ今回のた

          PANDA EXPRESSの記憶

          いい写真は6歳でも撮れる

          家族で農業体験に行った。畑の無い地域に住んでいると土と接するのは公園オンリーになりがちで農業体験をする機会はほぼない。ほぼ無いから、たまにイベントに参加している。今回はレタスを取って食べた。なんて言う名前のレタスかすぐに忘れてしまったけど、取れたてのレタスはシャキシャキした触感が良かったしドレッシングも最高に美味しかった。 娘は何も食べなかったけど僕と妻は美味しい思いをしたからそれで良しとしよう。 いつものように写真を撮っていると、 娘が『ねぇ、写真とりたい!』と言ったので

          いい写真は6歳でも撮れる

          【いい写真は僕でも撮れる?】

          2023年2月12日の日曜日。 幡野広志さんのワークショップ『いい写真は誰でも撮れる』に参加するために朝一番の飛行機に乗って東京へ行った。 写真を撮ることは日常化しているけど、写真を撮ることを目的に出かけたのは初めてだから緊張していた。 緊張しても仕方ないし、窓から見える景色を眺めながら何で写真を撮りたくなったのかを考えることにした。 幡野さんが昔されていたブログの「13歳の誕生日」に載っていた新大阪駅の展示車と新幹線のホームの写真に衝撃を受けたのがきっかけだった。 出

          【いい写真は僕でも撮れる?】