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写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?


ワタナベアニさんの「写真家は、人を撮るときに何を考えているのか?」に参加した。
梅田に向かう車内でちょうど読んでいたスライド理論について、三砂さんが冒頭にご質問をしてくれたおかげで、アニさんの話を聞くことができて嬉しかった。

イベント中にずっと考えていたのがお話の中で出た「写真は暴力にもなる」「知っている人も知らない人もみんな一緒」という言葉だ。

相手が喜んでくれるような写真を撮りたいと思っていても、相手が望んでいなければ暴力になる。好きな人にしかカメラは向けないんだけども、関係性があっても無くても暴力になることがあると常に考える。一方的な気持ちだけでカメラを向けるべきではない。

誰のための写真なのかをいつも考えられる人でありたい。写真をするならこれに尽きると思っている。

それを改めて考えられただけでこのイベントに参加できて良かったと思う。

長年Twitterで見続けてきたキジフさんと初めてお話できたことも嬉しかった。カメラを向けさせてもらうといつものキジフさんがそこにいたけど、その後の表情に彼の優しさ、人の好さを感じた。
イメージ通りの素敵な方だった。


あの素晴らしい空間で、写真を撮らせていただいたすべての方に感謝しています。みなさんが撮らせてくれていることを感じて、優しい時間に包まれるような気持ちになっていました。
ありがとうございました。

アニさんが後のスペースで「良い気が漂っていたよね」と語られたように、イベント中はもちろん、イベント後も参加者のみなさんがSNSで築いてきた関係性を確かめ合うように、再会を喜ぶ姿や、初めて会うことを喜ぶ姿があちこちで見られた。SNSの良い所が溢れていた。

ワタナベアニさん、今野良介さん、
あんなに優しい、良い時間を体験したのは初めてでした。ありがとうございました。

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