面接や面談における傾聴力とは！？

今日の面談力向上トレーニングでのこと。

まだ面接の対応を始めて数ヵ月の人の面談が、、
何だか良かったのです。。。その面談。

そこで改めて『傾聴』について考えてみました。

良かった面談とは、面談が上手いという感じとも違う感じで、、
本人の緊張も伝わってくる感じもありました。

それでも、その一つ一つの質問が素直で、、
被面談者役を演じているこちらとしても、、、

なんだか素直に答えてしまう、
つられて余計に答えてしまう、

そんなやりとりだったんです。

面接や面談において、

『傾聴が大切』

良く聞く言葉だと思います。
私も実際に使う言葉でもあります。

それでもなかなかやるとなると難しいのが傾聴です。

今日の面談においては、その傾聴が出来ていたんだと思います。

そこで今日の面談は何が違ったのかを考えてみることにしました。

まずは面談終わりに、その面談者本人にどうだったかを聞いてみたんです。

すると、あまり自信がある感じではありませんでした。

その理由は、あまりスムーズに面談を進められなかったとのことでした。

ただ、

被面談者の為、少しでも本人の為になる様に、どんなことでも聞いておきたい。

その気持ちがあったことを話してくれました。
（本人的には、その気持ちはあったが上手く出来なかったとの印象です。）

踊る様な面談は自分には出来ないけど、
それでも何とか、一生懸命に話を聴き、
何とかその人の為になることをしたい。

その想いがあって、今日の面談に繋がったのだと思います。

面接や面談に慣れてくると、この様な初心を忘れてしまうこと、
あると思います。

冒頭にあげている『傾聴』についても、

『本音を聞き出す為の手段や道具』

の様に考えてしまう人もいます。

ですが、面接や面談は人と人とが交わる場です。

そこでは、
話が上手いとか、下手では無く、
『傾聴』という武器を使いこなせるかどうかでは無く、

心と心が交わる様な、

『本気で向き合いたいと想う心とその姿勢』

が大切なんだと、

改めて初心に帰らせて貰った様な気がします。

相手のことを想い、素直に知りたいと想う気持ち、

それさえ純粋なモノであるならば、良い面談が出来る。

そう感じさせてくれる面談でした。

ということで本日はここまでです。

ありがとうございました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■　編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人が人を想う気持ち。
一番大切で、一番難しいものなのかもしれない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━