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【政策5つの柱:その2】 医療・福祉 ~どこに住んでいても必要な医療を受けられる~

よしみね努は、今後の政策として以下の5つの柱を掲げています。

1.防災・減災
  ~災害時に本当に役立つ備えを~
2.医療・福祉
  ~どこに住んでいても必要な医療を~
3.教育・子育て
  ~子育て支援・子どもの貧困対策~
4.観光・環境
  ~沖縄の優位性と課題解決~
5.経済
  ~強い沖縄、自立成長を目指す~

今回は2つ目の政策の柱である「医療・福祉」についてインタビュー形式でお送りします。

【政策5つの柱:その2】

-2つ目の政策の柱である「医療・福祉」に関してお話を伺えればと思います。 まずはひとつめのご方針についてお話いただけますでしょうか。 

ひとつめの方針としては、離島の患者を本島の病院へ搬送するための、「医者同乗のドクター飛行機(ドクタージェット)の導入」を掲げています。私ももともとドクターヘリに乗っていましたが、宮古島や大東島、石垣・与那国島などの地域へは、航行距離の問題で基本的にはドクターヘリで行くことができないのです。現状は、海上保安庁や陸上自衛隊へ依頼し、航空機によって離島から本島の病院まで搬送している状況です。

ちなみに北海道では、南北東西ともに400キロの行政管轄地域がありますが、現状4基のドクターヘリに加えて重症患者や大きな病院への搬送をするドクタージェットが導入されています。離島の皆さんを含めた沖縄県民を等しく守るうえでは、北海道の事例をみてもドクタージェット導入の必要性は明確です。
同じように広大な行政管轄地域をもつ北海道にできて、沖縄にできないことはないと考えています。

-「防災・減災」の政策でも伺った、沖縄県の防災意識の低さにも関連するお話ですね。続いてふたつめの医療費負担の拡大に関する政策についてお聞かせください。

ふたつめの政策は、経済的な理由で病院に行かないという家庭をゼロにするための「高校卒業までの子ども医療費を無料化」です。

現状すでに那覇市を含めた多くの自治体では中学卒業までの医療費無償化を実施しています。

実は中学生くらいになると通院が必要な病気になることも少なく、部活動などで怪我をした際に通院するくらいのようなので自治体の負担としてはそこまで大きくならないそうです。しかしながら、貧困家庭にとっての医療費負担は大きな課題となっています。

現在実施しているこの中学生卒業までの医療費無償化を、より沖縄県の子どもたちが等しく医療を受けられる形に健康で過ごすことができるよう高校卒業までに拡大したいというのが2点目の政策です。

経済的な理由で病院に行かないという家庭をゼロに

-子供たちにはできるだけ平等に医療を受けられる、安心できる環境を与えてあげたいですね。続いて3点目の政策に関してお聞かせください。

3点目の政策は、沖縄県で不足している薬剤師の育成を目的とした「地域医療を支える県内初の薬学部の新設」です。沖縄県で薬剤師不足が叫ばれるようになって、もう長い年月が経過していますが、薬剤師不足が地域医療を後退させてしまっていると考えています。

薬剤師不足の要因となっているのは、沖縄県内に薬学部が無いということです。医学部や看護学部はあるものの薬学部は無いため、薬剤師を志す子供たちは県外の大学に入るしかありません。その結果、経済的な理由などで薬剤師への道を諦める子どもや、県外への人材流出などで沖縄県内の薬剤師が不足している状況です。

私はヘリコプターのパイロットになるという子どもの頃からの夢を幸運ながら叶えることができました。同時に夢に向かって努力していくこと、努力していける環境の重要性を強く感じています。
私と同じようすべての子供たちが、できるかぎり自分の夢や希望を叶えられる仕組みを作ってあげたいという想いがあります。

そのひとつとして薬剤師を志す子どもたちの県内での学びの道を開き、県民の皆さんの命と健康を守る薬学部の新設をまずは進めて行きたいと考えています。


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