よしみね努

沖縄県にて議員活動をしている、よしみね努のnoteです。

よしみね努

沖縄県にて議員活動をしている、よしみね努のnoteです。

最近の記事

【政策5つの柱:その5】 経済 ~強い沖縄、自立成長を目指す~

まずは沖縄県特有の物価高騰の仕組みからお話できればと思います。 ご存じの通り沖縄は四方を海に囲まれているため、物資の9割は船での輸送が必要です。そして小売店までの輸送を担う鉄道が沖縄には無いため、小売店までの輸送はトラックに頼らざる負えない実情があります。つまり、船からトラックに乗せ換えてやっと店頭に並ぶということ。陸続きの地域に比べ輸送工程がどうしても多くなり、それぞれに輸送費・燃料費が必要となるため物価高がさらに加速している背景があります。 物価高騰に対する対策として

    • 【政策5つの柱:その4】 観光・環境 ~沖縄の優位性と課題解決~

      全天候型Jリーグ規格サッカースタジアム建設の目的は、世界的にみてもファンの多いサッカーにフォーカスすることで国内外からの旅行者を増やし、地域経済の活性化を図る意図があります。なぜサッカーかといえば、競技人口やファンが非常に多いにも関わらず、沖縄にはJ1規格のスタジアムが現状1つも無いからです。スタジアムを建設することによって、スポーツツーリズムが活発になり、より多くの旅行者を取り込むことができると考えています。 ちなみに鹿島アントラーズは、茨城の何もなかった土地にスタジアム

      • 【政策5つの柱:その3】 教育・子育て ~子育て支援・子どもの貧困対策~

        教育に関しては、「自立した人材を育成するキャリア教育の推進」と「返済のいらない奨学金拡充」を具体的な方針として掲げています。 キャリア教育の推進については那覇市議としてこれまでも向き合ってきた政策のひとつです。今後の社会で活躍する人材育成の観点から、主に中高生に向けたキャリア教育を実施し、自分で考えることができる自立した人材を育てる教育の推進に取り組んできました。 具体的に行ってきたのは、地域の方々にも参加いただき、答えのない課題に子供たちと向き合うことで考える力を養う課

        • 【政策5つの柱:その2】 医療・福祉 ~どこに住んでいても必要な医療を受けられる~

          ひとつめの方針としては、離島の患者を本島の病院へ搬送するための、「医者同乗のドクター飛行機(ドクタージェット)の導入」を掲げています。私ももともとドクターヘリに乗っていましたが、宮古島や大東島、石垣・与那国島などの地域へは、航行距離の問題で基本的にはドクターヘリで行くことができないのです。現状は、海上保安庁や陸上自衛隊へ依頼し、航空機によって離島から本島の病院まで搬送している状況です。 ちなみに北海道では、南北東西ともに400キロの行政管轄地域がありますが、現状4基のドクタ

        【政策5つの柱:その5】 経済 ~強い沖縄、自立成長を目指す~

          【政策5つの柱:その1】 防災・減災 ~災害時に本当に役立つ備えを~

          「防災・減災」の政策については、災害時に役立つ備えを実現すべく、大きく2点掲げています。 1点目は「高齢者・妊婦・乳幼児にも配慮した、防災備蓄品整備の推進」、2点目が「沖縄県全域の消防・救急活動を支える消防防災ヘリの導入」です。 「防災備蓄品整備の推進」は、特に高齢者・妊婦・乳幼児などの災害弱者と言われる方々にも配慮した、細やかな対策を実行したいという想いがあります。 ご存じの通り沖縄県は、どこの県とも陸続きではありません。そのため、万が一災害が起きた際は、飛行機や船で物

          【政策5つの柱:その1】 防災・減災 ~災害時に本当に役立つ備えを~

          那覇市議としての実績と課題

          よしみね努は2017年に那覇市議会議員選挙に初当選。現在まで2期7年を市議として努めてきました。政治家人生の入口となった那覇市議としてのこれまでの活動を振り返り、今後の展望を語ってもらいました。インタビュー形式での記事をご覧ください。 「Goodポイント」としては、病院や各地の救急隊などの医療現場を直接視察して現場における課題解決に取り組めたことです。 そのうちのひとつが、那覇市内における救急車増台への対策です。 那覇市は約32万人もの人口がありながら救急車が6台しかな

          那覇市議としての実績と課題

          「よしみね努」の想い ~政治家を志した原点~

          よしみね努が政治家を志した原点を、インタビュー形式でヒアリングしています。よしみね努の人生を掛ける原動力となった想いをご覧ください。 大きな転機となったのは、東日本大震災での経験でした。 震災が起きた当時、私は東京のヘリコプター会社でパイロットとして勤務していました。震災発生直後から報道各社のスタッフとともに現地に入り、その後、被災地への支援物資の運搬にも関わりました。多くの命が一瞬にして失われたあの震災の後、被災地を空から毎日のように見つめる中で、自分にとって最も大切な

          「よしみね努」の想い ~政治家を志した原点~