偏差値50台の自称進から旧帝合格までの軌跡‐障壁編‐
この記事では自称進から旧帝合格までに僕に立ちはだかった苦難・障壁について書いていこうと思う。
どんな学校だったのか
僕が通っていた学校は偏差値55の自称進学校だ。自分的には自称進学校は2種類あると思っている。合格実績がある程度ある自称進と皆無な自称進だ。悲しいかな、僕の高校は後者である。旧帝は数年に一度出るかどうか・医学部はまず出ない・地方国公立信仰。そんな学校だった。
障壁1:膨大な量の課題
まずは前菜。自称進の定番。膨大な量の課題だ。僕的には課題の量は大して問題ではなく、その質に問題があると思っている。よくあるのが問題をきっちりノートの書き写したり、やり直しはどれだけマーカーを引けるか大会になっていたりといったものである。これらの悪いところは一応量だけはこなすので変な自信や達成感を得れてしまい受験の本質を見失うことだ。こんな質の悪い勉強法では伸びるものも伸びない。受験勉強の障壁でしかなかった。
僕はというと、2年以降は課題の効率の悪さに気づき、ほとんど課題をしていない。おまけに効率を追い求めると内職に行き着くので当然内職もしていた。もちろんこれらのことをすると、教師たちには嫌われる。
障壁2:長期休みの補講(強制参加)
夏休みや冬休みに行われる強制参加の補講である。これはかなりの障壁だろう。まとまって時間を取って勉強できる長期休みを強制的に削ってくるのだから。もちろん僕はいっていない。なんとかうまいこと切り抜けて、長期休みで着実に実力をつけることが出来た。もし僕がこの補講に行っていたら今の僕はないだろう。
障壁3:旧帝・早慶レベル合格のノウハウがない
僕の学校からは旧帝・早慶といった難関大学は基本出ないので、合格のためのノウハウがほとんどない。僕は塾にも行っていなかったため勉強スケジュールはほとんど自力で考え合格を果たした。同県のトップ進学校出身の友人から学校の授業についていけたら地元の旧帝には受かるという話を聞いてとても驚いたのを覚えている。
具体的には、倫理・政治経済の授業がないためそのほとんどが独学であったのが辛かった。周りの友人のほとんどが現代社会選択なので、そもそも科目の時点で進学校には劣っているのが自称進の現状だ。
終わりに
この記事で言いたいことは、こんな自称進学校からでも本質を見据えて勉強をすれば難関大学に受かることは可能であるということだ。全国の自称進の同志たちには心からのエールを送りたい。
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