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辞めどき、離れどきはいつなんだろう

 すべてが最悪のときは、そうそうありません。
 たとえば仕事。どんな職場でも、いい人は必ずいるし。どんな仕事でも、世の中に必要とされている以上何かしらやりがいがあります。
 「げっ最悪!」とすべてに思えたら、愛した人でもその人から離れたり、今の仕事を辞めたりするのは簡単そうです。

 保守的な親に育てられたわたしは、「結婚や出産育児などの、大義名分なく辞めてはいけない」という考えがこびりついていました。
 でも、今の仕事を続けるのは違和感。やってみたいこともあるし。

 結局、人事希望が通らなそうで辞めることにしましたが。そして、この本を読むことになりました。
 この本には、わたしがスッキリする答えが!



 いろいろなことに興味を持ち、いろんな仕事や多様な活動をしたいと思ってる人(マルチポテンシャライト)向け本です。そこには、
 「マルチポテンシャライトは仕事がきついからといって、投げ出したりしない。仕事を辞めたくなるのは、その仕事が朝飯前になったときだ。」と書かれていました。

 これ、わたしのことだ!

わたしも、要領つかんでくると、次のステージや自分の慣れていない新しい分野に行きたくなります。
 本書の言葉を借りると、一般的なゴールは「定年まで」だったり、「死が二人を分かつまで」だったり。
 でもマルチポテンシャライトの場合は「その仕事のスキルを身につけ、おおよそ達成した」と思えるまで。時間的なわかりやすいゴールではないのです。
 

 身につけたスキルを使い、またわくわくすることに取り組む。そういう生き方もある。
 なんだか自分の罪悪感が消えていった気分です。

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