見出し画像

東南アジアの外資系BPO企業紹介【Concentrix社編】

こんにちは。

私はこれまで東南アジア、特にタイ、マレーシアに移住する方法の1つとして「外資系BPO企業で働く」ことについて実体験をもとに発信してきました。

今までの記事を読んでいただいた方の中には、実際にタイ、マレーシアの外資系BPO企業でチャレンジしてみたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、現在BPO企業で働いている方でより良い環境に移りたいという方もいるかと思います。

今後は、そういった方向けに東南アジアにある外資系BPO企業各社の特徴や各プロジェクトの良し悪しなどを細かく紹介していくシリーズをやっていこうと考えており、今回はConcentrix社を紹介します。



BPOの仕事探しはなかなかハードルが高い

BPOという業界は特殊で、応募する側からすると情報があまりなく中身がよく分からないブラックボックス化が起こっているのが現状です。

BPO企業は0から海外でチャレンジしたい人にとってかなり良い環境であると同時に、私も実際に複数のBPO企業で働いて、入社前の情報が少ないがゆえに入社後にミスマッチが起こるというのも多く見てきました。

そういった環境のため、すでにBPO業界内にいる日本人でも賢い人は知り合いずてに情報を得て、会社やプロジェクトを紹介してもらったり、大手仲介会社や大手求人サイトには掲載されていない求人にアクセスしてより良い環境を見つけるというやり方をとっています。


転職エージェントはどうなの?

Reeracoenやマンパワーグループといった東南アジアの大手仲介会社のエージェントの方もかなり親身になって様々な求人を紹介してくれたり、面接対策のサポートなどもしてくれます。

ただ、やはり彼らは自分たちが抱えている求人の中での紹介になるため必然的に選択肢が絞られてきます

そのため、転職エージェントとの会話もあくまで情報を得る手段の1つというくらいの認識が良いと思います。
求人サイトでは掲載されていない求人を転職エージェントが持っていることもあり、ぜひ一度話を聞いてみるのがおすすめですが、100%鵜呑みにするというのもあまり良くないと思います。

転職エージェントも含め、求人サイト、XやLinkedInなどのSNSなど複数の情報源から総合的に判断するのがおすすめです。

実際私も最初のマレーシアでの仕事探しの際は、Twitterで色々と検索しながら情報を集めて、マレーシアで働いている方にDMを送って聞いたりもしていました。


今回は最大手Concentrix社の分析です

東南アジアには、大小様々なBPO企業がありますが、一番大きい会社がConcentrixです。続いて、TDCX、Accenture、Teleperformanceなどがあり、全体の規模はそこまで大きくないものの日本人の採用数では群を抜いているStartekなどもあります。

今回は、外資系BPO企業では最大手であり、東南アジアのみならず全世界に展開するConcentrix社の細かい分析をしていきましょう。

実は私もタイとマレーシアのConcentrixで働いていた経験があります。
そのため、今回の記事では、転職エージェントと話しても出てこないような情報をお伝えしていくのと、具体的なプロジェクト名や応募方法などを挙げながら色々と説明していくため、大変恐縮ながら有料記事とさせていただきます。

ただ、購入いただいた方で希望される方には個別で無料の東南アジア転職、BPO転職相談をさせていただければと思います。
各記事またはクリエイターページ最下部にある「クリエイターへのお問い合わせ」から『個別相談希望』とメール送信お願いします。

Concentrix社の概要

  • 本社はアメリカにあり、米NASDAQ上場企業

  • 世界70ヵ国以上にオフィス展開

  • 日本オフィスもあり

  • マレーシアオフィスがアジア最大拠点(従業員も数千名規模)

  • 日本人を採用しているのはマレーシア、タイ、日本オフィス

  • マレーシアオフィスでは、セールス、カスタマーサポート、コンテンツチェック、ビジネス開発、採用担当など様々なプロジェクト、ポジションで日本人を採用している

  • タイオフィスは2年前に立ち上がったばかりで新しく、現在はコンテンツチェックのプロジェクトで日本人を採用している

  • 日本オフィスでは在宅勤務中心にカスタマーサポートのプロジェクトが複数ある

ここから先は

6,365字 / 1画像

¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?