コロナが終わったあとのeスポーツ。
こんにちは、よろずです。
コロナウイルスの影響で、卒業式が延期或いは中止になったり、学校の休学、進学予定の大学では入学式が中止になり、授業日が2週間も延期になりました。
このウイルスの影響はeスポーツの世界にも多大なる影響を与えていて、様々なイベントが中止になっています。
これからeスポーツはどうなっていくのでしょうか。
eスポーツにも影響を与える「コロナウイルス」。
なぜeスポーツにも影響を与えてしまうのか、実際理解出来てない人もいるんじゃないかなと思うんですけど、一応説明しておきます。
eスポーツの大きな大会、重要な大会は実はほとんどがオフラインで行われます。
格闘ゲーム大会の最高峰「EVO」、国内最大級のeスポーツ大会「PJS」のトップ層"G1"、モバイルeスポーツの代表格「クラロワリーグ」は今回の影響を受けオンライン大会に変更となったものもありますが、ほとんどがインターネットを介さない中で開催されてきました。
そして、eスポーツというのはゲーム業界の下に存在している業界なので、今回のウイルスでもし仮にそのゲーム会社の売上だとか、休業の関係で経営が厳しくなった場合、売れ行きもあまり良くないeスポーツ事業の取り止めが決まれば一発KOです。
幾らeスポーツが対戦ゲーム、オンラインゲームを主軸にした業界であっても、実際に存在する人間が多く携わっていることに間違いはありません。
オンラインで開催することは実際可能なんですけど、場所が確立されない限り場所によって多少Ping値(インターネットの速さ)が変わってくるので、競技性の面で話すのであればオフラインで開催することにメリットしかありません。
これは現在の学校の対応にも言えると思っているのですが、収まった、収まりそうだから学校を再開する、オフライン大会を開催する、というのはまだ少しリスクが高いような気がしています。
巷でも話されているように、コロナは潜伏期間が長く、どの条件で発症するか未だ不透明なウイルスです。
僕も医療に詳しいわけではないのでなんとも言えないのですが、落ち着いたから大丈夫ではなくて、落ち着いてからさらに何週間か待って諸々再開にする必要があるのではないかと考えています。(春休み伸ばしてほしいわけじゃないよ)
下手にeスポーツプレイヤー、特にプロプレイヤーが感染してしまった場合、環境の変化が著しく練習量がものを言う世界なので、選手生命にも影響を及ぼします。
ウイルスが全面的に悪いとは言え、我々は注意を忘れること無く活動していく必要性があります。
自分自身の問題ではないのです。
コロナウイルスで"見える"日本。
じわじわとニュースで状況を見るようになり、気付きもしないうちにとんでもない社会問題になってしまったこのウイルスですが、正直日本ってすごい柔軟な国なんだなと僕は感じていました。
まだまだ意識が低い国民が多くいますが、自粛自粛という風潮が少しずつ増えてきたのが本当に最近のこと、先週ぐらいのことだと思うのですが、そう考えてみると1ヶ月前からコロナウイルスの対策を打った学校現場って素晴らしいなと今考えてみると思います。
色々な面でお世話になった僕の大好きな男子校では教職員、来賓全員がマスク着用、体育館に入る前に徹底したアルコール除菌、在校生の出席は中止、予定では1時間だった卒業式が僅か10分程度で終わりました。
それでも卒業式が予定通りに行えただけ幸せでした。
中には大幅に授業日を縮小して行われたり、休校で残りの学校生活、卒業式も登校出来ずに終わった学校もありました。
こう書いてみるとやっぱりちょっと悲しかったなって思うんですけど、それでもこの対策は世界の状況を見てかなり進行を遅らせているのかなと感じますし、実際今僕は元気です。
僕が普段お世話になっているeスポーツ企業のウェルプレイドさんもかなり早い段階でリモートワークに切り替えて、目に見えることは無いし、正直どうなのかも分からないんですけど、日本人全体の健康状態に大きく貢献していると思います。
僕は学校の関係もあって超絶長い休みの中にいるし、普段から外にでないので、みんながどう思っているかは分からないし、僕自身も日本が今どういう国なのかということはわかりません。
なんだかネットを見ていると世界と比べて対策が遅れているのかなとか、今の政治家はだめなのかなって思ったりもしちゃうんですけど、イメージ以上に良い国だと思うし、今言う必要は無いんですけど僕はめちゃくちゃこの国が好きです。
自粛じゃだめ、もっと厳しく禁止にしなきゃいけないっていう声がTwitterを見ていると多いような気がするんですけど、そもそも気を付けなくちゃいけないのは僕ら自身です。
だからこそ政府は更に厳しく対応していかなくちゃ意味がないって意見も聞こえてきそうなんですが、それは先生の授業が面白くないから授業中寝ちゃうのと同じ理論な気がします。
見知らぬ誰かがテストで悪い点を取ろうが、コロナで苦しもうが今この記事を読んでいるあなたはお元気でしょうか。
自分が元気ならそれで良いと思います。それは僕らも政治家の偉いおじさんおばさんも一緒です。
それなのにわざわざ批判を覚悟で人の前に立って、堂々と「自粛してください」と発言してくれるのはありがたいと思います。
僕右翼ってやつですか?左も付けて飛べるようになりたい!
自分自身に責任を持たない国だなと感じました。
コロナが終わった後の日本。
新型のウイルス、全くもって類を見ない感染病が流行ったのは個々近年では全く無かったと思います。
なのでいつ収束するか、いつこの恐怖から開放されるのか本当に目処が立たないし、こういう記事を書いてますが真剣に怖いなと思っています。
でも、この見えない恐怖に怯えているのは時間の無駄だと思うし、人間っていうのは単純なもので少し平和が途絶えて不安が続くとすぐにずっとこの状況が続いてしまうのではないかという思想に変わってしまいます。
この先どうなるか自分なりにも勉強してみたり、ニュースを追ったりしてみたんですけど、やっぱり全然分かりません。
だからこそ、こんな時だからこそ楽観的であるべきだと思うんです。
何かが起こった時、日本人は強くなれます。
阪神淡路大震災が起こった僕の県では、小学校では必ず1/17に「しあわせ運べるように」を歌って震災の怖さを再確認しますし、そういった災害の例があったからこそ3.11の東日本大震災の時、東京ディズニーランドでは7万人もの来園者の命を救いました。
今多くの企業がリモートワークに切り替わっているとニュースや周りの大人たちから教えてもらっています。
いつもと違う環境で仕事をすることで、色んな職業に対しての理解が広がればいいなと勝手に思っています。
家で流れる時間と会社で流れる時間はおんなじではあるものの感じ方が違うと思います。
今が良い世の中だとは必ずしも思えませんが、色々知れるのならそれはそれで良い機会なのではないでしょうか。
仕事が大変なのか、或いは通勤が大変なのか、この機会に学べたら仕事のパフォーマンス向上に繋がると思うんです。
働いたことないけど。
家から出ないこの期間で、ゲームの楽しさを大人も学んでもらって、ちょっとでもゲームやeスポーツに対する理解が増えればいいなあと思います。
そう考えてみると我々にとって悪い期間ではないのではないでしょうか。
未来に対して前向きに、だからこそ今を大切に、自分の体を守るためにしっかりお家で休んで、ゲームしてもらいたいなと思います。
頑張っていきましょう。