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【文章の処方箋】書くのがしんどい しんどい症状別に知識を処方してくれます。


誰向けの内容か?

・文章を書きたいけどなかなか書く気が起きない人
・そもそも何を書いたらいいかわからない人
・文章を書き続けられない人

何故読もうと思ったか

僕は文章を書くのはすきなほうだと思います。

だけどコンスタントに書き続けることが出来ません。

本書を読んで解決する方法があればと思ってよみました。

結論

文章を書くのがしんどい。

一言でしんどいといっても色々なしんどさがあります。

「書くのがしんどい」はあなたのしんどい症状に合わせた知識を処方してくれます。

いわゆる「文章の処方箋」を竹村氏が知識として処方してくれます。

今しんどい・・・と思っているあなたのその症状をやわらげてくれるはずです。

・何を書いたらわからないという人は、自分のことではなくまわりのことを発信する。
・取材マインドを持って普段の気付きをメモする。
・文章は徹底的な読者目線で書く。
・まずはツイッターで発信の練習をする。

著者

noteで読みごたえのある記事を毎日更新しています。

毎記事楽しみにしています。

細かい説明はここでするよりもnoteを読んでもらえたら。

何を書いたらいいかわからない人は周りで起きたことを書く

書くのがしんどいと思うときに、いちばん最初にぶち当たる壁が「書くことがない」じゃないでしょうか?

そういったとき、自分で書くことを作り出そうとしている人が多いんです。

「書けない」という人は「作家マインド」ではなく「編集者マインド」に切り替えることをオススメします。
                      引用元:書くのがしんどい

0から文章を生み出そうと「うんうん」うなっていても普通の人は中々出てこない。

だったら、編集者目線で自分のまわりで起こっている面白いと思ったことを発信してみましょうよということ。

まずは色々なことをインプットして自分の中で編集(解釈)をする。
そしてそれを発信していくことから始めるのが先決なんですね。

まっしろな画面の前でうなってる時間を、インプットについやしたほうが何か書けそうな気がしますよね。

編集者の立場から説明されているため、非常にわかりやすく説得力があります。

取材マインドを持って普段の気付きをメモする

発信するためのネタをつねに、さがすことが重要です。

これって意味あるのかな?

これってこうなれば、もっといいのになぁ。

お店の接客態度が気になる。 などなど・・・

普段の生活ではいろいろな気づきがあるはずです。

ただ、気になっても時間が経つと忘れてしまいますよね。

せっかく書くネタが思いついているのに、です。

これはもったいないですよね。そこでメモに残すことをオススメしています。

あっ、これは・・・と気づいた時にはすぐにメモをする。

ダムに水を貯めるようにメモをとろう
                      引用元:書くのがしんどい

ダムの水がすくない状態で放流しても、ちょろっとしか出ません。

でもたくさん溜まっている状態で放流すると勢いよく流れるイメージです。

なので、気づいたらすぐに放流するのではなくネタを溜めて寝かせておくことが重要なんですね。

たくさんネタを溜めておくと、ネタとネタの思わぬくみあわせを発見することができることもあるかもしれません。

文章は徹底的な読者目線で書く。

ここまでは書く前の準備編でした。

その後の章では実際に書きはじめてからのマインドやテクニックが紹介されています。

いろいろなことが書かれていましたが、すべてに共通するのは「徹底的な読者目線」です。

自分が読者だったらと想像力をはたらかせて読み手にやさしい文章にする。

・一文は短ければ短いほうがいい
・文章のデザインを考える
・中高生でもわかるように書く
・「結論」は先に言う
・「自分にしか書けないこと」を「誰でもわかるように」
・読者にその文章を読む「動機」はあるか
・おもしろい文章は「共感8割、発見2割」
                      引用元:書くのがしんどい

一部ですが目次から抜粋しました。

これだけでも読者目線を大事にしているのがわかります。

「いわれてみるとそうだよね」ということなんですけど、いざ自分が書くぞ!となったときに忘れちゃわないですか?

自分!自分の文章おもしろいでしょ!と我が我がになってしまう。

そんな「我がマインド」になっている自分に、竹村さんが警策(座禅のときにたたかれる棒)でバシバシ叩いて矯正してくれている感覚で読んでいました。

まずはツイッターで発信の練習をする

スキーの教則本を読んでも滑れるようにはならない
                      引用元:書くのがしんどい

というように、いろいろ知識をつけても最終的には実際に書いて、みんなに読んでもらわないと上達しません。

とはいえいきなり長文を書くのはしんどいですよね?

そこでオススメなのがツイッターです。

長文という「フルマラソン」をするなら、まずツイートという「散歩」から
                      引用元:書くのがしんどい

いきなりフルマラソンはきついから、まずは散歩から挑戦していきましょう。

文章を書くハードルを極力下げて、挑戦しやすくするということですね。

まずは短文をいろいろ投稿して読者の反応をみてみましょう。

ツイッターで反応を見て自分はこういう内容なら楽しく発信できると発見できたら、もっと長文のブログやnoteへステップアップしていきます。

ツイッターは「デパ地下の試食コーナー」
                      引用元:書くのがしんどい

素材(ネタ)を調理(言語化)したらまずはツイッターで試食してもらって反応が良ければ手を込んだ料理にしていく流れです。

処方箋は読むだけでは効かない

「書くのがしんどい」はきっとあなたの症状に合う項目があります。

とはいえ処方箋は読むだけではダメで、実際に薬を出して飲まなくてはいけません(行動する)。

僕も早速「気づきをメモ」「ツイッターでの発信」をしていこうと思います。

一緒に頑張りましょう!














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