【理学療法士おススメ】デスクワークで猫背気味なら、ここのストレッチからやってみよう
【動作・歩行の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が及ぼす身体への影響や、生活におけるの悩みとの繋がりについて解説し、その改善方法・予防方法もお伝えしています。
わたし自身が女性ということもあり、女性にとって特に重要な【骨盤底筋群】や【骨盤】、その周囲の筋肉などについて、歩行や胸郭、また呼吸や生理との関係を投稿しています。
直近は【仙腸関節】と【生理】、【仙骨】と【生理痛】や【自律神経】とのカンケイについてお話しています。
この【仙骨・仙腸関節】ですが、デスクワークで猫背になってしまいがちな方は特に動きが悪くなりやすいのです。
デスクワーク中心、特にパソコンを使って仕事される方は、猫背であることが多いです。
このような姿勢が続くと、座っていても立っていても【骨盤が後傾】してきます。骨盤が後傾すると、お尻周りの筋肉、特に【大殿筋】が縮んでしまったり、かたくなってしまいます。
骨盤が後傾し、大殿筋が縮んだりかたくなってしまうと、股関節の形状から太ももの骨が外向きに回りやすくなり、いわゆる【ガニ股】を取りやすくなります。
【ガニ股】が癖になると、さらにこのお尻周りの筋肉である【大殿筋や外旋六筋群】が縮んだりかたくなる、また骨盤が後傾しやすく、ガニ股に、、、という悪循環が生じます。
さらに、お尻周りの筋肉が縮んでかたくなることから、その下にある仙腸関節が詰まってしまう、仙骨の動きが悪くなる可能性があるのです。
そうなると、生理痛がひどくなったり、生理の時のあの独特の腰の重さがズンと響くようになったりしてくることもあります(直近の投稿で詳しく書いています)。
猫背のような不良姿勢は、肩こりや浅い呼吸に繋がるだけではなく、骨盤を歪ませマイナートラブルを引き起こしてしまうのです。
デスクワークで猫背気味の人は、大殿筋のストレッチを取り入れてケアしていきましょう。
骨盤や身体の歪み、姿勢・動作の改善には、客観的な指導があることが一番効率的かと思います。
ご自分の身体で気になる部分のある方は、動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。
現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズもお伝えできます。
お気軽にご相談ください。
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