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【カラダメンテナンス】むくみには「コレ」もいいですよ

むくみシリーズその①その②に続き、第3段です。

筋トレや股関節の柔軟性を高めることで、かなりむくみは軽減します。

もうひとつ、取り入れるといいんだよなぁ、と思うことがあるのです。

それは、【腹式呼吸】です。

なんで脚のことなのに、呼吸やお腹が関係するのよ?と思いますよね。

わたしもカラダのことを知っていく前は、関係がわかりませんでした。

だけど、騙されたと思ってやってみてほしいのです。

むくみにアプローチその②でご紹介したストレッチのときに合わせてやっていただいてもいいですし、慣れてない方は以下を参考に寝たポーズから始めると、感覚も分かりやすくやりやすいと思います。

お腹をふくらまそうとすると、意識しすぎてしまったり力が入ったりするかもしれません。

うまくいかないときには、以下の2つどれかをイメージしてみてください。

①「お腹のまわりに浮き輪があり、それがふくらんだり縮んだりする」
②「息を吸うと骨盤が広がり、息を吐くと骨盤が縮んでいく」

息を吸ったり、吐いたりする秒数は特に気にする必要はありません。

心地よいスピードでゆっくりと、丁寧にやってみていただければ十分です。

もちろん、カウントしたほうがやりやすい方はそれも効果的です。

ではなぜ、腹式呼吸がむくみに効果的なのか。
その秘密も「血管」にあります。改めて図を見てみましょう。

カラダの血管図

左右の脚から上がってきた血管が1本になり、お腹を通っていますよね。
そう、お腹にはとっても太い血管が通っているのです。

この血管は心臓の上まで走っていて、そこから肺や上半身に分かれていきます。

肺の下には横隔膜があり、呼吸によって上下します。

呼吸と横隔膜

横隔膜の真ん中には穴が空いていて、先程の大きな血管が通っています。

この横隔膜が上下することで、大きな血管を撫でて刺激し、血流を促すのですね。

また、腹式呼吸は自律神経の中でもリラックスする副交感神経を優位にするので、血管も開き、血の巡りが良くなるのです。

こちらの腹式呼吸も、寝る前に行うとリラックスできて寝付きが良くなりますし、日中気が付いたタイミングで行うのも、むくみの改善や気分がスッキリすることにも繋がります。

ぜひとも、お試しください。




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