アムザ

3人娘のお父さん。仕事は小学校の先生です。福祉系の大学で、社会福祉を学び、社会福祉士国…

アムザ

3人娘のお父さん。仕事は小学校の先生です。福祉系の大学で、社会福祉を学び、社会福祉士国家試験に合格しました。今後はソーシャルワークに力を注いでいきます。

最近の記事

テロリズムに、明確な定義がない。

イスラエルに住む友人と、毎日、ハマスとの戦いについて対話している。日本の公安も、ハマスをテロ集団と認定している。 わたしは、テロリズムについて、どのような定義があるか、参照しようとググってみたが、どの公的な組織も、明確に定義できていないことを知った。 世界中が、イスラエルとハマスについて、大きく揺れているのは、定義が明確になっていないことも、大きな要因ではないかと思われる。

    • 巧みな「国際ロマンス詐欺」

      語学交流をしたいと、アプリに登録すると、男女から10近い方から申し出が。 そのうち、半数以上がLINEでの交流を求めてきました。(これは、アプリ内で不正発覚を防ぐため) そして、彼らはLINEを通して、友人や親しい異性を演じて距離を縮めてきて、仮想通貨や、荷物受け渡しの手数料負担などの手口で騙し取ろうとしてきました。 女性はスタイルの良い美人。男性は、医師や事業家を装った人ばかり。思わず心惹かれて、LINEのやり取りを始めてしまいました。 その中で、言葉巧みに仮想通貨

      • 僕の初めての金融体験

        小学生のころ、給食の牛乳キャップを集める遊びが流行りました。仲間と牛乳キャップを机の上に一枚ずつ並べて、順番に息を吹きかけてひっくり返したら、自分のものにできるゲームです。 わたしの住む地域は貧しかった。だから、家で牛乳を定期購入する家は少なかったのです。そんななか、牛乳屋さんの息子と、お金持ちの息子だけ、給食の牛乳とは違うキャップを持っていました。中には、フルーツ牛乳やコーヒー牛乳という、レアなキャップがありました。 牛乳屋の息子と、金持ちの息子は、レアなキャップを持っ

        • 壮大かつ緻密な生命観、宇宙観に挑戦した、発明とも言える映画

          一つの発明と言えるような映画でした。(カンフー映画が本質ではない) 無限の宇宙の法則と、有限性のある個別の生は連動するのか 宇宙と生命、時間と空間、物質と心は統合されているのか、それとも作用し合わないのか 作者の壮大な宇宙観、生命観へのチャレンジ。 観た後には、身近なすべてのものに対する「観」が変わります。

        テロリズムに、明確な定義がない。

          意識がシステムを変えるのか、システムが意識を変えるのか

          https://www.recruit.co.jp/blog/guesttalk/20220624_3318.html

          意識がシステムを変えるのか、システムが意識を変えるのか

          暴力は、どんな立場でも悪という思想を広げたい

          やっぱり、どう考えてもに矛盾があるなあ。 人を殴ったり、殺したりすれば刑事事件となり、逮捕されて罰を受ける。家の中に銃器を備えているとそれも違法。しつけという目的でも、子どもを殴れば、程度によれば逮捕。 しかし、国民から集めたお金で多くの人の生命を奪う兵器を買って備え、人殺しの訓練するのは合法。 個人で人殺ししたら罪だけど、国として大義名分あれば人殺しは「成果」。国の理屈としてはそうかもしれんけど、1人の人間としたら、統合失調になって心が壊れる。 本当に戦うべき敵は、

          暴力は、どんな立場でも悪という思想を広げたい

          人間理解を素晴らしいゲームと精神科医の解説で

          https://youtu.be/hQiVYWZPwCk 単なるゲーム解説ではないです。 名越先生の経験と学識に裏付けされた素晴らしい洞察力。また、それを引き出すデジタル技術と俳優陣の演技力。 現実生活で、怒りの感情を受けたり、冷たくあしらわれることもありますが、その裏を洞察するのに、格好のエクササイズになります! おすすめです!

          人間理解を素晴らしいゲームと精神科医の解説で

          自分のケアすら忘れていたところから、ケアを中心にした日本代表チームへ

          自分も他人もケアできていないまま、オリンピックへ。そのあと、大きすぎる期待に応えられず失速。 癒しをもとめて、故郷へ戻り、そこでロコ・ソラーレを立ち上げます。 チーム作りを、傾聴、本音の交流、感情の交流、相手を知り尽くすことなど、ケアの具体的な実践 インタビュー ここから「カーリングチーム代表理事 本橋麻里」 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022011034294

          自分のケアすら忘れていたところから、ケアを中心にした日本代表チームへ

          呪いとは、言葉で自分を縛り付けるもの

          幸福について、ミクロからマクロにわたって多岐に対談されていました。わたしが特に心に残ったのは、「呪いは必ず言葉を使う。言葉で相手を縛り付ける」との山口周氏の指摘です。さらに、「呪われている人は幸せではない」と。 「あなたのためだからから」とか、「いい大学に行っていい会社に」「みんな〜してるでしょ」「これが世間の常識ですよ」など、たくさんの呪いに自分はかかってきたな、今もまだまだ呪いにかかってるなと、自分を俯瞰することができました。 「どうせ、俺は」も、呪いですよね。「もう

          呪いとは、言葉で自分を縛り付けるもの

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          ルールの遵守が目的化する不幸

          社会福祉士国家試験の勉強で、「官僚制の逆機能」を覚えようと検索していたら、この素晴らしい映画に出会いました。 わたしも、教育公務員として、この悪弊に良かれと思って陥っていたことを痛切に反省させられました。 制度やルールは目の前の苦しんでいる人のために作られたはずなのに、いつしかルールを守ることが目的になり、人の苦しみに寄り添えなくなる。 何のための制度なのか。誰のためのルールなのか。 心に焼き付けて取り組んでいきたい

          ルールの遵守が目的化する不幸

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          人は嘘をつく カムカムエブリバディ 

          安子と、るいの心をどう読むか。 戦争で夫と親族も失い、子育ての大事なこともあまり教えてもらえない中、安子は本当によく耐えてがんばってきたと思います。 ソーシャルワークの視点から、安子とるいの個別のストーリーを考えてしまいました。 安子が大阪に行った理由は、兄のことだけだったんだろうか。 安子は、「るいは私の命」と話しているけれど、るいに「I hate you」と言われて、なんで即ロバートに「アメリカに連れて行って」になるのか。 ロバートと会っていた姿を、るいは見て安子

          人は嘘をつく カムカムエブリバディ 

          子どもの中にある「大人」に話しかける

          溜まっていた「カムカムエブリバディ」を一気に見ました。 安子は、若くして親族を失い、子育ての大事なことをあまり教わらないまま、本当によくがんばったなと思いました。結果として、るいとの別れになりましたが、安子の周りの環境との交互作用から考えると、自分ならここまでやれただろうかと思いました。 私が今の年齢で身につけた子育て観をもって、タイムスリップして安子のケアに行けたとしたら、「るいは子どもだけれど、すでに心には大人の部分もあるんだよ。それを信じて話していくんだよ」と語りか

          子どもの中にある「大人」に話しかける

          子どもが本音を出せるクラス

          かつて担任した自閉傾向のA君は、しょっちゅう本音を爆発させて「しんどさ」や「空腹感」を出し、ともだちに噛みついたりしていました。ご両親や周りの保護者からも激しい苦情が寄せられていました。 特別支援担当の先輩から「みんなのしんどさや、空腹感を代わりに大きな声でいってくれてるから、みんなほっとしてるね」と言われ、はっとしました。荒れていたクラスがどんどん良くなっていた2学期後半だったので、正直、A君に困ってばかり感じていた自分がいました。しかし、先輩の指導で、「私と、Aくんの間

          子どもが本音を出せるクラス

          重症化しやすい人、その予備軍にインセンティブを与えられないか(感染症対策として)

          社会福祉士国家試験にむけて、対策テキストを読み始めました。大学で学んだことが再度出てくることも多いのですが、やはり精読できていなかったり、現場に対応した覚え方ができていないなと思いました。今日は疾病について学びました。  現下の新型コロナウイルス感染症は主に肺炎を引き起こします。    高齢者や基礎疾患をもつ方へのワクチン接種が優先されていますが、わたしはこの他にも、重症化しやすい、もしくは肺炎を起こしやすい生活習慣を送っている人に、インセンティブを与える施策はできないかな

          重症化しやすい人、その予備軍にインセンティブを与えられないか(感染症対策として)