シェア
Q人
2019年11月19日 21:41
「書く・読む」行為は、いまや「話す・聞く」と同じ速さか、それ以上の速さで実現可能だ。紙やペン、字を書くスキルといったものから、パソコンもしくは携帯一つで事足りる。その唯一の道具の使用方法も、ますます容易になっている。通信技術の発展が、書き手と読み手との間のタイムラグを取り去った。匿名性を盾に、「話す・聞く」が自由になれない現実の力関係から、「書く・読む」を解き放った。ネットワーク社会
2019年11月18日 00:20
誰かに話を聞いてほしいだけなら、聞いてほしいまさにその瞬間に、時と場所を選ばず、言いたいことを言える場所があればいい。人を呼んで言うほどのことでもないけれど、ちょっと言いたい。聞ける余裕のある人が常にそこにいる、そういう安心感で、発信するメッセージ。自分以外の人が日ごろ何を感じ、何をしているのか。自分という籠の中だけでは退屈してしまっているから、拘束されない自由な環境なら、顔の知らない
2019年11月17日 15:21
自分はどちらかというと、ぼんやり人の話を聞いていたい人間だと思う。話したい、という欲求に勝るのが、聞く面白みとでもいうのか。休日の昼どき、珍しい場所で外食などをすると、さっそく周囲の話し声が耳に入ってくる。もちろん一人で食べに入っている。注文さえ済めば、ほかに優先することがない。周りのお客の中で特に目立つのが、大きな声が途切れない女性二人組。彼女たちの会話を聞く中で、気付いたことが