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複線的働き方☆「課外活動」で人生を豊かにする働き方 第5章


IT 系の勉強会を中心に顔を出しました。そして複数の勉強会やコミュニティのメンバーを誘って「夕飯どうしよう」というご飯を食べる会を作りました。 単身赴任である私がいつも夕飯どうしようと考えていることと、老若
男女夕飯は食べるということ、そして、食べることは生きることであり同じ時間を食べて過ごすことでコミュニケーションが図れるからです。

最初の2回は私が幹事をしましたが仙台のお店も知らないので幹事が次の幹事を指名するルールにしました。また、参加したら次回はだれか友達や知り合いを連れてく るようにお願いしました。ここでのポイントは同じ会社の人を連れてこないでほしいというルールです。よくあることなのですが、 4人席テーブルで3人もしくは4人が同じ会社ですと会話が社内の話となり、ほかの人が話についていけないし面白くありません。 このような簡単なルールを作って夕飯を食べるコミュニティが動き出しました。友が友を呼び、FACEBOOK グループで300人を超えたところでコアメンバーと話し合って、みんなが集まれる場所を作ろうということになりました。


多目的&コワーキングスペース「ソシラボ」の誕生です。名前はソシアルラボラトリの略で社会的な実験室という意味です。何かしたいとき、誰かと出会いたいとき、そして実験的に試したいとき。そんな空間を考えて作りました。家賃は地元の IT 企業に出してもらい、色々な装備は私の会社からも安い中古とかで揃えたりしました。

仙台でのコミュニティ活動によって本業への影響もあります。例えば私の実績にはなりませんでしたが大手携帯会社の展示空間を指名受注しました。また、市役所の知り合いがどうせ頼むならば私の会社にという事で新築の
コミュニティセンターの必要備品を部下に命じてセレクトしてもらいました。市役所では職員と仲良くなったので市役所庁内のファシリティ研究会に部外者にも関わらずに参加させてもらったり、産業振興課とこれからの仙
台市を考える政策の思案メンターになったりしました。





異動するまでとは違って動いていくことで発見もありました。例えば、仙台に知り合いがいないけれども支援したい人や企業は私を起点として展開しました。エバーノートの公開セミナーを「ソシラボ」と東北大学で同時開催したり、マイクロソフトの復興イベントの地元事務局をしたり。忙しいけれども復興支援を側面からお手伝いしました。




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