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日本の外資系IT企業について

日本の外資系ITで働く人はどんな給与、労働時間、休暇、日常生活を送っているのか気になる人は見てください。同じ業界の方も共感できれば幸いです。

過去にこんな記事を書いていますが、結論から言うと日本の外資系ITはローカライズされており、おそらく外資で仕事したことがない人の想像を超えていないでしょう。


給与面

これは担当する業界やポジション/ロールにもよりますが、日本企業(総務省調べ)の平均年収よりもちょっと多く貰えている人が大多数です。外資系ITは30代半ばであれば900万〜1200万が多いです(ただnetだと..)。外資系金融の給与は聞くだけで「住んでいる世界が違うな」と本気で感じるので、聞き流すくらいがちょうどいいです。
また、ポジション/ロールで残業ボーナスを毎月もらっている方(外資と言っても労働基準は日本の法律下)は、上記よりも多くもらっています。ただ、その中で所得税の知識が弱い方は翌年に転職や異動などして、地獄を見た人も私は知っています。また、私生活の時間はほとんどないとも聞きました。まあ、時間とお金をどう考えるか、です。

ちなみにネットニュースなどでよく報道される給与に関する統計はほとんどは総務省のサイトを参考にしています。財務省(と言うか国税庁)の標本調査結果も見ても面白いかもしれないですが、値に大きな乖離はなかったです。

補足
給与に少し契約と海外の話を含めますが、海外ではポジション/ロールに関係なく個々の契約に年収はかなり異なります。例えば、シンガポールで私と同じポジション/ロールでも、契約の際に「USドルで支払う」、「〇〇の銀行に振り込む」、「年収を、〇〇の時期に支払う」、「Taxは会社が負担」など経験値のある人は契約時に色々ネゴっていたのを見ました。詳細はいつかとして、私なんかまだまだだなと、正直思ってしました。福利厚生は当然ですが、ここまでは組織に準ずる日本の雇用契約では聞かないです。
海外で就職される方は、こういった経験も積めるので、若いうちに一度行ってみることを本気でオススメします。

労働時間

「労働をどう定義するか」「家族の理解を得ているかどうか」にもより、契約上でポジション/ロールにもよりますが、実際、私の知り合いは、労働時間を9時間とした場合、毎日追加で1時間以上は労働をしている人がほとんどです。月単位では最低30時間ですね。(土日も含む)
こうは書きたくないですが、知らない間にチャットや机に向かっていたりするので、彼らにとって正確な時間ではないが、正直なところだろう。ちなみに私は残業が嫌いで、今の仕事以外に学習時間を割いています。ただ、これも結局は仕事につながるので、「労働をどう定義するか」にもよるです。
外資にいる方あるあるだと思いますが、基本的に家族との時間や自分時間を取れている人は多く、子守をしながらチャットをしたり、食事をしながら会議やスケジュールを確認したりしていて、そう言うのを家族が理解していれば、あまりこのトピックには縛られない人が多いです。このため、「家族の理解を得ているかどうか」です。

休暇

有給休暇は取得率は高く、年間をフルに取得する人がほとんどです。
外資と言っても、日本の法律下で活動をしており、労基に目をつけられたくない企業がほとんどであるため経営層は割と強く取得されることと、個々の評価にも影響が出るから。
そもそも日本は祝日が多いため、正直HQの人からすれば「休み多くね?」と思われているみたいです。昔からよく話が出る「日本人はハードワーカーが多いね」と嫌味を込めて言われますが、アメリカやイギリス、カナダ、シンガポール、韓国の方々の方がよっぽど「ハードワーカー」です。

日常生活

うーん、平日は仕事のことを考えていることが多い感じがしますかね。私は英語を割と使う方なので、英語の記事を読んだりして語彙力を鍛えています。

とりあえずここまで。




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