佐々木 夜無
お気に入りのをまとめておきます
自分でもわけわからんです。 書きながら気づきを得ています。 完結するかは運次第......。
熱ばかりあって温かみはない 炎天下の締め切った部屋で 縛り上げられているようだ 生ぬるい水…
警察の懐中電灯 と 親の足音 が 一緒 横になれるのは あの世 と 多目的トイレ くらい 何もな…
きみが 泣きたそうに 見えたから つぶった目の あたまから おしりまで 舌でなぞって ぬらして…
大好きな嵐が 窓の外で唸って 木々は横倒しに はしゃいでいる 鍵を開けたいのに 鍵を開けたい…
流星群が 着弾した 音も立てずに 山の向こう 地球侵略 始まるか そんなことより 眠気が勝…
夜、暗い茂みに寝そべっていると 明るい光に誘われて スマホの画面にカゲロウが留まった きめ…
ゼリーで固めて作った小川を 線路の下に潜らせた 自分で育てた街すがら 地図に頼らず100kmの…
澄み渡った日よりも 雲の多い日の方が 夕陽はきれいなんだと 君は言った。 戦地には赴きたく…
突然襲った荒波に 行き場を失くしたアマガエル 叫んで全部壊そうとした ほんとだよ? ほんとに…
ねえ どうしてどうろでねちゃいけないの? 「車の邪魔になるわ」 じゃあ、ほどうならいいの…
暑中お見舞い申し上げます。 ほんのりと汗ばむ季節になりましたね。 わたしはあの日を思い出す…
詩│ちっちゃなショートケーキ 「きらい。」 その言葉だけで片付けられるのに 何も手につかな…
ただ今日という日を仰ぎ見んことを! 明日も我が身よ健やかなることを! 口寂しさは備えてある…
あぜ道の軽トラ を眺め 雨雲ともつかぬ を追い 信号の立ち仕草 に耽る せせらぎのような一…
新鮮な空気を吸うために大切なのは、息を吐ききることなのかもしれない。 闇雲に走ることで絞…
信号機青が黄色に変わった途端夜の川辺に映えるたんぽぽ [ひとくちメモ] みんな色がありま…