詩|暑中見舞い


暑中お見舞い申し上げます。
ほんのりと汗ばむ季節になりましたね。
わたしはあの日を思い出す毎日です。
自分の意に反して毛が逆立ち汗が噴き出したのは、思えばあの日が初めてかもしれません。
走れば汗を掻きますが、なんだかわたしにはとても疲れることです。
この腰の重さのせいで鍵も締められないままあの日と何も変わらない部屋で本を読んでいます。
あなたはいかがお過ごしですか。
またあなたとお話できる日を楽しみにしています。



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