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小学校の尻拭い

今週も一週間、お疲れ様でした。



こう暑い日が続くと、出社するだけでも汗が止まりませんね。



熱中症には皆さん、くれぐれもお気を付け下さいませ。






さて、金曜日の夜は恒例の有料記事をお届けします。



今日は、私がいずれやりたいことについて、
以前書いた記事の発展型のアイデアを書きたいと思います。




私が初めて、noteに投稿した「2つの夢」という記事で、
「人生のハザードマップ」という取り組みを記載しました。






これは、自然災害の際の避難経路を示すのと同様に、
家庭や学校・会社などで起こりうる「人的災害」などに対し、
逃げ道や逃げる方法を示そうという取り組みです。



社会で、様々なハラスメントや不法行為を受けた方が、
迷わずすぐに逃げ出すことができる社会を作るべく、
活用できる行政サービスや社会保障制度などを、
必要な人に的確に紹介できるようにしたいと、
この取り組みを考えた当初は想定してしました。



しかし以前、こちらのスピーチを聞いた際に、
ぼんやりと思い浮かんだアイデアがありました。




東大教授の安冨 歩 先生による、約6分ほどの演説動画。






私は、安冨先生の著書やインタビュー記事・動画など、
星の数ほど大量に読んできた自信はありますが、
この6分の演説を聞くだけでも、重要なポイントは伝わります。



「こどもを守ろう」というスローガンを第一に掲げ、
こどもを中心とした社会を築くことが、この日本が抱える
様々な問題の解決策になり得ることを、強く訴えられています。



その中で語られた、このような言葉がありました。






"大人の望みを果たすのは、難しい。



けれど、子供たちの望みを果たすことは簡単です。



宿題をなくせば良いんです。休み時間を増やせば良いんです。



友達と楽しく遊べる場所を作ってあげれば良いんです。"






"学校を、子供を守る基地にしましょう。"






"子供を守る基地を作り、



お腹いっぱい誰でもご飯が食べられて、



誰もが誰かに殴られたり脅かされたりせず、



寝るところがあって…。"






"他の政策や教育は、全ての子供が



全ての暴力から自由になった時に、議論しましょう"






私も、学校生活には辛い思い出ばかりですが(笑)、
こんな社会で学校を運営したとて、そこに将来、
自分達の子供を通わせることに、強い違和感があります。



子供が、学校で教師やクラスメイト等からいじめを受け、
意味の無い知識を暴力的に詰め込まれる日々を過ごしても、
もはや、特定の誰かを責めることすらできないほど、
学校教育自体が、社会システムにガッチリと組み込まれており、
その中にいてどう足掻くのも、無意味な気がしてなりません。



教師、子供、保護者、誰もが誰かしらからいじめを受けており(笑)、
その充満したストレスを、ぶつけ合うことで維持されている社会。



何か人災が発生した際、ハザードマップで逃げ道を、
公共サービスなどから検索して提示するのも良いですが、
それも堅苦しいものになりそうだなと思えてしまいます。



そこで、上記の安冨先生の演説から抜粋して、
「子供を守る基地」を作ってみたいなと考えました。

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