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テキトー。適当にね。

慌ただしい年の瀬。


皆さんはいかがお過ごしでしょうか。





人生を立ち止まって振り返る時間も無い皆さんに、
是非その機会として頂きたく、今日も休職者の方々の
「#木陰EXPO」記事を紹介していきたいと思います。





人それぞれ、色んな毎日、色んな気付きがあります。


それを皆さんと共有できれば何よりと存じます。









まずは、sahara226 さんの記事、
「【映画】「となりの山田くん」に学ぶ、「ほどよく生きる」こと」。





"ジブリ映画「ホーホケキョ となりの山田くん」の

担任の先生が言った


「テキトー。適当にね。」


という言葉が今も記憶に残っています。


”適切で妥当”


適当という漢字の意味を検索して私が一番しっくり来た言葉です。"





「適当」という言葉。


それを聞いて、まず私が思い出すのはこの場面です。




2回目の休職に入った際、最初の会社でお世話になった先輩から、



「本当に自分が潰れるまで、会社に居続けることはない」


「多少、まだ余力がある内に逃げ出すことが大事だから」


「君は真面目過ぎるよ。人生なんて、もっと適当で良いんだよ」



こうした有難い言葉を頂いたことを、今でも覚えています。





”変化の早い現代では「速さ」、「正確さ」、「効率化」ばかりが


求められすぎてその人の”適当”は置き去りに。


常に能力の100%以上、なんなら120%を求められます。


これが「日本の生きづらさ。」なのかなと思います。”





日本人って、人に対する評価が全体的に厳しいですよね。


当たり前に求められるハードルが、そもそも高い(笑)。


出来たことより、出来なかったことばかりを責められ、
知らないことが一つあると「そんなものは常識だ」と言われ(笑)、
叱責を受けることはあっても、褒められることはほぼ無く、
必死で仕事をやり遂げても、次から次に仕事をぶつけられる…





皆さん、まず一度小学校からやり直して、
この担任の先生に教えを乞いましょう(笑)。









続いて、かほ さんの記事「チビ達に励まされた一日」。





”朝から怪しげな天気。


雨音?


あっという間に土砂降りになりました。”





朝から悪天候な中、所用を済ませに車に乗った著者。





”ある時を境に雨はみるみる小雨に。

降りるときには雨が止んでよかったねと話してから足元を見ると。


???


全然濡れてないじゃん!


車で10分もかからないところなのに、あの土砂降りと、


この乾ききったアスファルトの違いって。”





人生、時として「雨雲の切れ目」を目撃することがあります。


小学校の頃、クラスメイトが公園で遊んでいた際にも、
晴れと雨の境目が、頭上を通過したという経験を、
嬉々として語っていたことがありました(笑)。





”買い物に行ったので、収穫の時間はなくなりました。

その頃には綺麗な晴れ。


全く、不安定な天気ですと天気予報通り。


ベランダから見下ろしたら、チビカマキリが居ました。


以前ニゲラの蕾に付いていた、


生まれたてのカマキリの仲間かもしれません。


こっちでも頑張ってここまで生きてきたね。”





どんな天候下でも、小さな生き物達は力強く生きています。


そんな場面が、数多く綴られている著者の記事の数々。


生きていくことについて、いつも考えさせられる機会を頂いています。





皆さんは最近、小さな生き物が懸命に生きる姿を目にしましたか?









続いて、yaiyai_mu さんの「休職 64日目」という記事。





”こちらの動画を最近よくみます。

飼い犬のラブラドール(ベルさん)が捨てられた子猫(スノーさん)を


レスキューしたというある方の動画です。


ラブラドールは盲導犬や警察犬などで活躍しています。


こちらのベルさんは飼い犬ですが、


やはり特性なのか、子猫のSOSを感じとり、すぐに駆けつけました。”







私も、こちらの動画を拝見しましたが、
大柄な犬が、小さな野良猫を見つけ、
攻撃することも無く、守ってあげようとする姿勢が見られ、
非常に驚くべき場面が収められている動画だと感じました。


異なる動物同士の対話が垣間見られると、
何だかこちらも心を動かされますよね。


また、記事の下部の方に著者も書かれていますが、
ペットを飼われる方は是非、その責任を全うされて欲しいです。


動画に映る野良猫も、かつては誰かの手を離れたのかもしれません。









最後は、かほ さんの「初孫の世話をしに」という記事。





”赤ちゃんが退院してきたので、お祝いを持って会いに来ました。

娘の息子なので世話係です。


新米ママは頼りなく抱っこも恐々。


フニャフニャ泣き始めて、私が抱っこし、話しかけながら


ちょっとトントンしてあげると、大あくびをしてスヤスヤ。


とにかくまだまだ何をしてもかわいい。


お陰で私も頑張れます。”





著者の家庭菜園で育つ野菜達や、水槽のメダカ達同様、
「生きているだけで良い」という、生命の本質に気付かされてくれるのが、赤ちゃんのような存在なのかもしれません。


学生になると、勉強や部活などで結果を求められ、
社会人になると、仕事や結婚、育児などで結果を求められ、
次第に、生きているだけでは何の評価もされなくなりますが(笑)、
本来はそうではないことに気付かされる、一つの場面のようにも感じます。





”手伝いに来たのは私なのに、私の精神的な治療をしてくれるのは、


この産まれたばかりの小さな命。


よく見たら、耳の形が私と同じ~


これからもきっと、関係する人を癒して幸せにしてくれることでしょう。”





お孫さんの可愛いお耳をご覧になりたい方は、
是非、上記記事よりお願い致します(笑)。







以上、今日は4件の記事を紹介させて頂きました。


一つの共通点で、横串に刺せるような4件だった気がしますね。


「生きているだけで良い」ということ、改めて気付かされます。





現在休職中の方は、どうぞ普段の生活のご様子などを、
「#木陰EXPO」タグを付された上、記事やつぶやきで、
どしどしご投稿頂ければ幸いです。


そちらの記事は、私のnoteにて奮って紹介させて頂きます。







人生に疲れた方、学校や会社を離れられた方。


「適当に生きる」練習、始めてみませんか。

その100円玉が、誰かの生きがいになります!