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愛玩感覚の欠落

「自分には、これが欠けている」




そうお感じになること、皆さんにはありますでしょうか。




私は、山程あり過ぎて、形として見たらもう、
逆にどこも欠けてないように見えるんじゃないか(笑)という程です。






しかしながら、そのうちの一つを挙げるとすれば、
それは「可愛い」と思う感覚だと思います。






皆さんは、動物や赤ちゃんを見たとき、何て思いますか。


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いかがですか?(笑)




「可愛い~!!」と思われた方、多いのではないでしょうか。






私は正直、あまりその感覚が分からないです。




ペットとして、毎日お世話をされている飼い主の方や、
赤ちゃんを育てている親御さんにとってみれば、
もうそれこそ、"目に入れても"何とやら(笑)だと思いますが、
今の段階では、私にはそれが理解できません。




文字とか、デザインとか、声とかは、
個人的に「可愛い」と感じることはあるのですが、
子供や動物を見ても、あまりそう感じられないのは、
一体、なぜなのでしょうか。



その感情の裏には、そこに隠されている欺瞞であったり、
可愛がる人間の感覚に対する、拭えない疑問があります。






まず、赤ちゃんが可愛いという感覚について。




可愛いと言っている人は、その子が可愛いというより、
その子が「赤ちゃんだから」可愛いと思っていませんか?(笑)




もしそうだとしたら、それって物凄く気持ち悪いことだと感じます。




「赤ちゃんの頃は可愛かったね」なんて、凄い言葉じゃないですか(笑)。




もう、その人のことではなく、見た目や年齢しか見ていない。




その欺瞞みたいなものが透けて見えて、どうしても、
赤ちゃんを見て可愛いという気持ちになれない自分がいます。






そして、ペットに対して。




人間で言ったら、もう大人以上の年齢になっても、
相変わらず言葉は通じず、毎日、お世話をしてあげないといけない、
そんな動物に対しての「可愛い」という感覚。




要するにそれは、飼い主側の思いとして、
「いつまでも自立できずに、私の庇護下にいなさいね」という(笑)、
ある種の"支配欲"を満たしてくれる存在に対する感覚ではないかなと、
個人的には、ついそう思えてなりません。




その期待に沿うよう、ペットは人間と比べても、
どんなに年を取ったとて、見た目も可愛いままでいてくれます(笑)。







私がここまで書いてきたことは、異常な感覚かもしれません(笑)。




しかし、思えばかなり幼い頃から、
こうしたことを漠然と感じていた気がします。




幼いから可愛いとか、ペットだから可愛いとか、
そこに潜む"支配欲"や、"見た目に対する満足感"みたいなものに、
人間社会の、おぞましい暴力性に満ちた側面を垣間見てしまいます。








以上、相変わらずどうかした記事を書いていますね、私は(笑)。




もし共感者がゼロだとしても(笑)、めげずに今後とも、
粘り強くnoteは続けていきたい所存であります。それではまた。

その100円玉が、誰かの生きがいになります!